本心の経営 | 健康幸せ活き活き習慣

本心の経営

「本心の経営」というお話です。

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稲盛和夫氏の心に響く言葉より…

世間には高い能力を備えながら、心が伴わないために道を誤る人が少なくありません。

私が身を置く経営の世界にあっても、自分さえ儲かればいいという自己中心の考えから、不祥事を引き起こし、没落を遂げていく人がいます。

いずれも経営の才に富んだ人たちの行為で、なぜと首をひねりたくもなりますが、古来「才子(さいし)、才に倒れる」といわれるとおり、才覚にあふれた人はついそれを過信して、あらぬ方向へと進みがちなものです。

そういう人は、たとえその才を活(い)かし一度は成功しても、才覚だけに頼ることで失敗への道を歩むことになります。

才覚が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要となります。

その指針となるものが、理念や思想であり、また哲学なのです。

そういった哲学が不足し、人格が未熟であれば、いくら才に恵まれていても、せっかくの高い能力を正しい方向に活かしていくことができず、道を誤ってしまいます。

これは企業リーダーに限ったことでなく、私たちの人生にも共通していえることです。

では、どのような哲学が必要なのかといえば、それは「人間として正しいかどうか」ということ。

親から子へと語り継がれてきたようなシンプルでプリミティブな教え、人類が古来培(つちか)ってきた倫理、道徳ということになるでしょう。

すなわち、

嘘をついてはいけない

人に迷惑をかけてはいけない

正直であれ

欲張ってはならない

自分のことばかりを考えてはならない

など、誰もが子どものころ、親や先生から教わったにもかかわらず、大人になるにつれて忘れてしまう単純な規範を生きる指針に据(す)え、人生において守るべき判断基準とすべきです。

一般に広く浸透しているモラルや道徳に反することをして、うまくいくことなど一つもあるはずがない。

『「成功」と「失敗」の法則』致知出版社
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ビジネスが軌道に乗ってくると、経営者の潜在意識の中の「邪心」が誘惑を始める。

その誘惑に打ち勝って、「本心の経営」を貫くことができた経営者だけが、生き残れる。

企業も、「本心」を忘れては、発展はしないし、継続でいないわけですね。