金の成る木は危険・不安の要素で成り立っている | 健康幸せ活き活き習慣

金の成る木は危険・不安の要素で成り立っている

「金の成る木は危険・不安の要素で成り立っている」というお話です。

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植西聡氏の心に響く言葉より…

幕末の思想家、佐久間象山(しょうざん)は、今でいうユーモアを口にするのが大好きな人で、あるとき、その象山のもとへ小料理屋の主人が訪れ、こんな相談を持ちかけてきたことがありました。

「先生はものすごく博学な方だと聞いています。

その先生に折り入って相談ですが、どうすれば金持ちになれるでしょう。

秘訣みたいなものがあったら、教えてもらえませんか?」

すると、象山は小料理屋の主人に向って、こう答えました。

「簡単なこと。歩くときに四つ足で歩いてごらん」

象山からこういわれた主人が、

「先生、私に犬のマネをしろというのですか」

と興奮気味に言葉を返すと、こんなやり取りになったのです。

「頭の固い奴だな。

冗談もわからんのか。

要するに、人と違ったことをやればいいのだ」

「人と違ったことって、たとえば、どんなことをですか?」

「おまえさんのところは料理屋なのだから、たとえば魚料理に西洋のお酒を混ぜるとか、ウドンを煮て出すのではなく、油で炒めて出すとか、そういうことを考えなさいといっているのだ」

「いくらなんでも、それは危険すぎます。

そういう斬新な料理を出しても、お客が注文してくれなかったら、店は大赤字になってしまいます」

すると、象山はこういったのです。

「じゃあ、金持ちになるのはあきらめることだな。

商いというものは安心・安泰の要素と、危険・不安の要素で成り立っているが、金の成る木というものは、後者のほうに潜んでいる場合がしばしばあるのだよ」

『大事なことに気づく 賢者が教える25の物語』KKベストセラーズ
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万人がやらないこと、万人が知らないこと、万人が危険で不安に思うことをやる、そして、何度も失敗し、その失敗から学び、やり方を工夫しながら、また先に進む。

夢をかなえるには、そういう行動を愚直に繰り返すことなんですね。

危険だと思われることや不安に思っていることを避けていては、いけないわけです。