愛嬌 | 健康幸せ活き活き習慣

愛嬌

「愛嬌」というお話です。

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後藤清一氏の心に響く言葉より…

昭和22年、松下の№2であった井植歳男さんに請われて、三洋の創業に参加したのは、私が満41歳のときだった。

現在の兵庫県加西市にある北条工場でスタートを切ったのだが、案の定、給料は遅配となった。

頭のいい、大変優秀な27,8歳の男がいたが、彼は給料の遅配にカンカンになって怒った。

「オレは、これまで給料を遅配されたことはない。

給料を遅配するようなところで働けるか!」

有能な男に辞められるのは、誠に惜しい。

しかし、決意は固く、とてもひるがえしてくれそうもない。

仕方がない、まぁ送別会でもやって送り出してやろうと、私は菓子を買ってきて、幹部も呼んだ。

ところが、肝心の当人が送別会に出てこない。

「そんなもん出るかい!

けったクソが悪い」

捨てゼリフを吐いて、そのまま辞めていった。

愛嬌もなにもないのである。

それから3,4年してから、その男が工場へ私を訪ねてきた。

見るからに落ちぶれた格好をしている。

送別会も足蹴(あしげ)にして三洋を辞めたものの、うまくいかなかったらしい。

ついては、もう一度三洋で使ってもらえなやろか… という気持のようだった。

“なんぼ能力があっても、愛嬌のない人間はあきまへん”

生前、松下幸之助さんは、よくそうおっしゃっていたものだ。

“そやから、愛嬌のある人間を見つけることが大事でんな”と。

誠に然り。

“愛嬌”は、男女を問わず、人間の大事な魅力なのだ。

『人生は気合でっせ!』明日香出版社
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愛嬌は、にこにこ微笑んでいるという意味だけでなく、ビジネス上の良好なコミュニケーションをちゃんと取れる能力、と考えてもいいと思います。

誰もが怒り出しそうな状況の中でも、その場に笑いを引き寄せる能力があれば、素晴らしいですね。

愛嬌のある人は、幸せを実感できる可能性が高い人だと思います。