子供から信頼される大人 | 健康幸せ活き活き習慣

子供から信頼される大人

「子供から信頼される大人」というお話です。

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ロン・クラーク氏の心に響く言葉より…

「もしこの学校にきみたちをいじめたり嫌がらせをしたりする子がいたら、わたしに知らせてほしい。

わたしはきみたちの担任だ。

わたしはきみたちを守り、世話をするためにここにいる。

この学校のだれかがきみたちをいじめたり不愉快な思いにさせたりすることを、わたしはけっして許さない。

そのかわりに、きみたちも何か問題が起きたときには、それを自分で解決しようとしないで、わたしにまかせてほしい」(ルール43)

たとえば、ハーレムの小学校で教えていたとき、わたしのクラスのジェレミーという名の男の子が、マークに悪口をいいふらされている、と訴えてきたことがある。

そこで、わたしは休み時間にジェレミーを連れてマークのクラスに行き、彼を廊下に呼び出した。

まずわたしがジェレミーから聞いたことをマークに話し、そのうえでマークの話を聞いた。

マークはまちがったことは何もしていないといったが、わたしの反応はいずれにせよ同じだった。

片方の眉を上げ、できるだけ厳しい表情でマークの目をのぞきこみ、歯を食いしばったままでこういったのだ…

「あのね、過去に何があったかなかったかはどうでもいいんだ。

大事なのは、同じようなことがこれから先、二度と起きないということなんだよ。

いいかい、わたしはきみの担任じゃない。

だけど、いまここではっきりいっておく。

きみ、ここに立っているこの子が見えるね?

この子はわたしのクラスの子どもだ。

今後、きみはこの子をからかってはいけないし、いじめてもいけない。

もしそれが守られなければ、きみはわたしと対決することになる。

わかったかな?」

つぎに、わたしはジェレミーのほうを向き、同じように、マークによけいなちょっかいを出してはいけない、と話して聞かせた。

万が一、ジェレミーがマークにちょっかいを出すようなことがあれば、そのときには彼もまたわたしと対決することになる、と。

当事者の双方に話して聞かせることによって、どちらかが不公平な扱いを受けたという気持になることがないばかりか、両方が同じだけの罰を受けたような状態にできる。

とにかく、わたしとしては、自分のクラスの子どもの肩をもっているだけと思われたくなかったし、ジェレミーが自分のことさえ解決できない子どもと思われるのもいやだった。

その後、マークとジェレミーのあいだには二度と問題は起きなかった。

大人からそういうかたちで支えてもらえるというのは子どもにはとても意味のあることで、それが大人への信頼感につながる。

『あたりまえだけど、とても大切なこと 子どものためのルールブック』草思社
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子供の教育には、教える側と教わる側の間に、「信頼関係」がなければ、効果的な成果は望めないと思います。

子供から信頼される大人であることが、教える側(大人)の条件なのですね。

そのことを、わかりやすく説明していただきました。

いじめや体罰の問題がメディアで大きく取り上げられていますが、その基本は、お互いの信頼関係なのだと思います。

親が子に愛情を注ぎ、導くとき、そこには、お互いの信頼関係が不可欠です。