悲しい時には我慢しないで泣く | 健康幸せ活き活き習慣

悲しい時には我慢しないで泣く

「悲しい時には我慢しないで泣く」というお話です。

----------↓
五木寛之氏の心に響く言葉より…

明るく振る舞い、よく笑うほうがいい。

けれども性格的に無理な人もいるでしょう(笑)。

ただ、いろいろな外国の本なんか読んでいて面白かったのは、脳は人間の感情を支配しているけれども、結構騙(だま)されやすいともいうんです。

だから人と明るく談笑したり、大笑いできないような人は、一人鏡に向かって「アハハッ」と口を開けて笑うといいそうです。

すると脳はその楽しそうな顔を見て、あぁこの人はいま喜んでいるんだなと錯覚するらしい。

喜び上手というのはとても大事です。

だけど同時に悲しみ上手も大事なんです。

最近はグリーフケアといって、人の悲しみに寄り添うことの大切さが論じられるようになりましたが、悲しい時にはちゃんと悲しむこと、泣くっていうことが大事なんです。

戦後よくなかったのは、なんでもプラス思考で、笑うこと、ユーモア、明るい気持ち、前向きと、そんなことばかり持てはやしていることです。

でもそれは車の片方の車輪でしかない。

もう片方の深く悲しむ、嘆く、涙をこぼすことも大事なんです。

本居宣長も説いています。

人間は長く生きていると必ず悲しいことに出会うんだと。

悲しいことに出会ったら悲しいと思え。

ごまかさずに真っ直ぐ見据え、あぁ私は今悲しい、悲しいって声に出して言え。

人にも語れ、空に向って拝みもせよ。

それが昇華されて素晴らしい歌になるんだと。

ちゃんと悲しむということは、笑うことと同じように大事なことなんです。

“大人の幸福論”より

『月刊致知 2012年12月号』致知出版社
----------↑

悲しい時には泣く、笑うことと同じぐらい大切なことですね。

喜怒哀楽を内に込めてしまうのではなく、外に表現することは、ストレスを溜めないこと以上に、人として自分に正直に生きるためには、とても大切なことです。

私もこのブログでポジティブな表現を多くしてきましたが、悲しい時に我慢して笑う必要はないですものね。

自分に素直に生きていきたいですね。