飽食のサルになってはいけない | 健康幸せ活き活き習慣

飽食のサルになってはいけない

「飽食のサルになってはいけない」というお話です。

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ナグモクリニック総医長、南雲吉則氏の心に響く言葉より…

人類の歴史の大半を占めていた飢餓の時代を生き抜くにあたって、私たちの祖先は、少ない食べ物の中から、できるだけ多くの栄養を吸収しようとする遺伝子を獲得してきました。

それが「生命力遺伝子」を構成する遺伝子のひとつ、「飢餓遺伝子」と呼ばれるものです。

ようやく食べ物にありついても、次はいつありつけるかわかりません。

そこで少しでも食べ物を摂取すれば、それをすかさず脂肪として体に蓄える体質を獲得しました。

そう、私たちの体はちょっと食べるだけで太るようにできているのです。

そうでなければ、私たちの祖先は飢餓との闘いの歴史を生き残ってこられなかったでしょう。

それによって、人類はこの17万年を生き抜いてきたのです。

最近にわかに注目を集めているのが、「延命(長寿)遺伝子」、正式名「サーチュイン遺伝子」です。

その発見のきっかけは、そもそも「私たちの体は、空腹であればあるほど生命力が活性化し、若返るのではないか」という仮説でした。

実際にあらゆる動物でエサの量を変えて生存期間を観察してみたのです。

するとアカゲザル、ラット、モルモットなど、あらゆる動物実験において、エサの量を40%カットしたときが一番延命効果が高く、なんと寿命が1.4から1.6倍にも延びたのです。

それだけではありません。

飽食のサルは毛が抜けて顔の皮膚がたるみ、老化が進んだにもかかわらず、食餌制限したサルは毛並みがつやつやして皮膚にも張りが出てきたのです。

さらに調べていった結果、この遺伝子は、空腹状態におかれたとき、人間の体内に存在している50兆の細胞の中にある遺伝子をすべてスキャンして、壊れたり傷ついたりしている遺伝子を修復してくれる、ということが明らかになりました。

これは、寿命だけでなく、同時に「老化や病気をくい止める働き」にも関与しているということを示しています。

昔から、「健康の秘訣は腹八分目」として人々が満腹を戒めてきたのは、このような遺伝子をしっかり発現させるようなライフスタイルを心がけろといっているのです。

『「空腹」が人を健康にする』サンマーク出版
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以前にもご紹介した書籍の内容です。

私たちは、この「飽食のサル」になってしまっていないでしょうか?

一日一食習慣、続けていこうと思ってます。