無いことを証明できるか? | 健康幸せ活き活き習慣

無いことを証明できるか?

「無いことを証明できるか?」というお話です。

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あなたは黒い白鳥がいると思いますか?

あるいは、黒の白鳥がいることを証明できますか?

では、これは如何でしょうか?

黒の白鳥がいないことを証明できますか?

○○がいない!ということを証明することは難しいです。

なぜなら、今の段階でいないかもしれませんが、
明日、見つかるかもしれないからです。

誰も見つからないと言い切ることはできません。

何が言いたいかというと、私たちが無意識でする「集中的思考」は、
自分の持っている知識を使って、一つの考えを検証し、
それがどういう考え方に一致するかを明らかにしようとします。

残念ながら、既存の知識や理論に反した考えに対しては、
自然と拒絶反応を示してしまうというのが、人間の性質です。

いったん仮説を抱くと、その正しさを示す証拠を探そうとし、
その反証からは目を背けようとする傾向が人間にはあります。

最初の質問の黒い白鳥がいると思いますか?

ですが、実は、オーストラリアに黒い白鳥は存在します。

ここで注目したいのは、証拠となる例がいくらたくさんあっても、
ルールの正しさは証明できませんが、反証となるたった一つの例によって、
ルールの間違いは証明できるということです。

仕事で、社会生活で、人生のさまざまな局面で、
私たちは仮説を立てて、状況を理解しようとします。

どんなときも、もっともらしい説明を考えだそうとせずにはいられません。

そして、いったん何らかの納得できる説明が得られると、
執拗にそれにこだわります。

その正しさを示す証拠を見つけようとし、
その反対の証拠からは目をそらそうとします。

思考の達人は、仮説とは本当に仮説であり、
ほかのもっと優れた仮説によって誤りを指摘されれば、
その仮説は役に立たないことをよく知っています。

思考の達人は「集中的思考」だけではなく「拡散的思考」を常に使用し、
いろいろな可能性を探り、異なる角度から問題にアプローチし、
水平的に(つまり側面から)問題に取り組む姿勢を持っています。

集中的思考は、確かに役に立つツールですが、
それが道具箱の中の唯一のツールになってしまってはいけません。

そこに想像力や拡散的思考というツールも加えて使用すれば、
もっと創造性を引き出せ、思考力を何倍にも、いや何十倍にも高められるのです。

田渕 裕哉
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ちょっと難しい表現ですので、わかりにくいと感じる方もおられると思います。

誤解を恐れず1行で要約すると、
『無いことを証明できなければ、無いと断定してはいけない。』
ということでしょうか。

あらゆる可能性を排除してはいけない、思い込みは思い込みであって、事実ではない「かもしれない」と考える習慣が大切だ。
ということですね。

たとえば、
あなたは、UFOが実在すると思いますか?
実在しないという証拠が無い限り、実在しないと断定してはいけない。ということです。
(もともとUFOは未確認飛行物体という意味ですから、確認できない物体という名前がついてるわけで、実在しないと断定できるはずがありませんけどね)

自分の先入観念を取り払い、「ひょっとしたら~かもしれない」という気持ちを忘れずに、生きていきたいものですね。