意識的にバカになってみる | 健康幸せ活き活き習慣

意識的にバカになってみる

「意識的にバカになってみる」というお話です。

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「人は弱いときにこそ強い」ということで、私が弱さの中の強さを感じて思い出すのが、
シリーズ映画の最多記録としてギネスにも載った映画「男はつらいよ」の寅さんです。

寅さんは確かにバカで、決して強くはありませんが、
寅さんの振る舞いが結果的に問題を解決していくことが分かります。

寅さんは身の引き方も知っています。皆から愛されているのです。

寅さんの大きな魅力の一つは「人を癒す」ことだと思います。

彼は自分で「俺はバカだから」と言います。

おいちゃんも「寅は薬のつけようがないバカだ」と言い、
和尚さんも「寅はバカだ、困った」と言います。

しかし、寅のバカな振る舞いが、傷つき、疲れ、悲しんでいるマドンナを再生させます。

絶望に支配された心を生まれ変わらせるのです。

この映画に出てくる父親役と寅のからみも面白いです。

父たちは、家長という言葉が生きていた時代を背負い、
戦後の日本を引っ張ってきた強者です。

志村喬や東野英次郎などが演じる父親たちは、それなりの業績を残してきたのに、
家庭の人間関係では行き詰まっています。

夫婦間や、娘や息子とのコミュニケーションがうまくいかず、
自分たちではどうすることもできない袋小路に追い込まれてしまっています。

それをあの寅さんの常識を吹き飛ばすバカさが見事に解きほぐしてしまいます。

バカになるということは、弱さを露呈することであると私は思います。

寅さんは自然の振る舞いとしてバカをやりましたが、
それが結果的に、一般常識を超えたところに自分を置くことの強さを見せました。

今、日本は借金国に陥り、どうすることもできない袋小路に追い込まれています。

それは、日本人が常識や前例にとらわれた発想しかできないからです。

世界第二位の経済大国に登りつめたプライドを捨てられないのです。

こうした状況を突破するには、
意識的にバカになってみることで活路が見えてくるのではないでしょうか?

カッコ悪くても、恥をかいても、弱さを隠さずに出すことが、
結果的に寅さんのように、みんなから愛され、みんなを幸せにするのです。

人は弱いときにこそ強いのです。

田渕 裕哉
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プライドは時として、幸せになるためには、邪魔になることがあります。

日本も、日本人も、「寅さん」の生き方を見習って、プライドを捨て、弱さを隠さず、バカになってみる必要があるのではないでしょうか。

但し、常に感謝の気持ちを忘れずに・・・