温室育ち | 健康幸せ活き活き習慣

温室育ち

「温室育ち」というお話です。

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 雑草・・・「その他、雑の草」という意味でしょうか、名付けられた草達も

さぞかし、いい迷惑ですね。しかし私は子供の頃から「雑草のように生きよ」

という言葉が大好きです。

 踏まれても、むしられても、あるいは除草剤をかけられても、はたまた風雨

に雪あられ、それだけでなく車の排気ガス・・・・どんな過酷な状況におかれ

てもたくましく生えてくるのです。

 それと対照的な言葉が「温室育ち」とか「もやし」今、思うに日本全体が、

いや先進国全体が「温室育ち」あるいは「もやし」状態。

 先日、日本経済新聞にこんな記事が載っていました。「先進国政府がやって

きたように、国民に甘い政策を取れば取るほど、国の財政が危うくなる」と。

 その昔、アメリカ大統領のケネディがこう言いました。「国が何かをしてく

れるのを待つのではなく、私達が国に何ができるかを考えよ」と。

 まあ、後2年で破綻するかも知れないとささやかれている国家財政も、国家

の中枢を担う政治家や官僚達が、箱物行政に象徴されるような壮大な無駄使い

をやって来たことのツケも大きいですが・・・・。

 いずれにしても、困難な時代を迎えた今、私達も雑草のように生きることが

求められます。

 過去に歴史で何度も繰り返されました。「世界の道はローマに通じる」と言

われ、絶対不滅と言われる隆盛を誇っていたローマ帝国も、「日の沈まない国」

と言われ、世界中に植民地を持っていた大英帝国も、全て繁栄の中に没落が始

まっているのです。

 つまり人は、繁栄の中にいるとだんだん雑草のようなたくましさがなくなり、

温室育ちの人間が増えてくるということの証ではないでしょうか。

 私は、今マッキントッシュの創業者でCEOのスティーブジョブスの生き方にこ

の上ない共感を覚えています。スタンフォード大学での名スピーチを、U-tube

上の動画で見ることができますが、お勧めです。そのスピーチの最後で締めく

くっています。

「常におろかであれ!そしてハングリーであれ!」と。

 17歳の時に、出会った言葉「今日を最後の日として生きよ。やがてその日

は必ずやってくるのだから」という言葉に衝撃を受け、毎朝鏡に向かって「も

し今日が最後の日だとすれば、今やっていることが本当にやりたいことかと自

分に問い、どうも違うということに気づいたら改める」という生き方。

 これこそ自分の中にある本当の声に従う生き方、惰性で生きない生き方、何

ものにも左右されない生き方、つまり雑草のような生きることができるのです。

 ちょうど私が若い頃、大病のどん底でつかんだ「後半年しか生きることがで

きないとしたら、人生でやりたいことはなにか。それをやろう!」と自分に問

い、手帳に書き記し、それに向かって生きようとした決意と通じるのです。

見山 敏
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『常におろかであれ!そしてハングリーであれ!』
『今日を最後の日として生きよ。やがてその日は必ずやってくるのだから』

先日、若くして亡くなられたスティーブジョブス氏のこの言葉、心に響きますね。

見山さんのおっしゃるとおり、我々人間は、「温室育ち」の「ぬるま湯」生活に浸りすぎたのかもしれません。

かみしめたいと思います。