パーソナルゲノム情報で病気のリスクがわかる!? | 健康幸せ活き活き習慣

パーソナルゲノム情報で病気のリスクがわかる!?

2011年6月15日19:30から放送したNHKの番組『クローズアップ現代「到来!パーソナルゲノム時代」』を見ました。

自分の唾液をとって送るだけで、自分のDNA遺伝子配列情報(パーソナルゲノム情報)を教えてくれる時代になったとのことでした。

これは医療にとってこれまでで「最大の革命」だそうです。

自分の身体の設計図であるパーソナルゲノム情報は、究極の個人情報ともいえるものだと思います。

なにが「最大の革命」かというと、このパーソナルゲノム情報により、その人がどういう病気になりやすい体質なのかがわかるということだからだそうです。

たとえば、高血圧症になりやすいとわかった「患者予備群の人」は、普段から、その予防処置を施せる、ということだそうです。

まさか、高血圧症になりやすいとわかっただけで、高血圧の薬をのませることはしないと思いますが、私はこのパーソナルゲノム情報から病気のリスクを知ることには、あまり賛成はしていません。

なぜかというと、病気は遺伝的な要因だけではなく、環境的な要因もあると思うからです。

一つの病気のリスクに注目するあまり、生活環境を極端に偏ったものした場合のリスクも考えておく必要があると思っています。

健康は、身体を取り巻く様々な環境の中で、バランスを保ちながら、維持し続けるものだと思います。

健康を維持するためには、身体の全体機能を整えることを再重要ポイントとして、考える必要があります。

この観点をはずさない範囲であれば、ある病気のリスクが高いという情報から、過度な反応をせずに、バランスよく身体の全体機能を整えるという対応方法をとるのであれば問題は起こりにくいと思います。

但し、特定の病気に対する、余分なストレスが発生することは事前に考えておく必要があると思っています。

自分のパーソナルゲノム情報を知ることで、いろいろ考え込んでしまい、ストレスが溜まるのであれば、逆効果だと思います。

そういう意味からも、あまり私は、パーソナルゲノム情報に一喜一憂する必要はないのでは、と思っています。

みなさんは、どう思われますか?

番組の中で、「治療が可能な病気のリスクは教えてほしいけど、治療が困難な病気のリスクは教えてほしくない」という意見の方がおられましたが、正にその心境はよく理解できます。
わがままといえば、わがままですが、本音だと思います。

自分の寿命を聞きたいですか?

という質問と同じで、100歳以上の寿命であれば聞きたいけど、60歳以下の寿命だったら、聞きたくない、というのと同じですよね。

そういう方は、聞かないに越したことないと思いますが、あなたはどう思いますか?

結局、パーソナルゲノム情報をどう活用するのか、まだ人類は決めかねている状態なのだと思います。

人それぞれの個性がパーソナルゲノムで、その個性をどう活かすか?

これ、地球の将来を左右する重要な問題が潜んでいる気がしてなりません。