国民総幸福量(GNH:Gross National Happiness) | 健康幸せ活き活き習慣

国民総幸福量(GNH:Gross National Happiness)

おととい紹介した2011年6月2日放送のテレビ番組『NHK クローズアップ現代 幸せのモノサシ』でも説明されていました『国民総幸福量(GNH:Gross National Happiness)』の説明を引用しましょう。

----------↓
国民総幸福量(こくみんそうこうふくりょう、英: Gross National Happiness, GNH)または国民総幸福感(こくみんそうこうふくかん)とは、1972年に、ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。
国民総生産 (Gross National Product, GNP) で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものである。
現在、ブータン政府は国民総幸福量の増加を政策の中心としている。政府が具体的な政策を実施し、その成果を客観的に判断するための基準にするのが主な用途で、1990年代からの急速な国際化に伴って、ブータンで当たり前であった価値観を改めてシステム化する必要があったという。
2007年に初めて行われたブータン政府による国政調査では「あなたは今幸せか」という問いに対し9割が「幸福」と回答した。

2年ごとに聞き取り調査を実施し、人口67万人のうち、合計72項目の指標に1人あたり5時間の面談を行い、8000人のデータを集める。
これを数値化して、歴年変化や地域ごとの特徴、年齢層の違いを把握する。

GDPが個人消費や設備投資から成り立つように、GNHは
1.心理的幸福、
2.健康、
3.教育、
4.文化、
5.環境、
6.コミュニティー、
7.良い統治、
8.生活水準、
9.自分の時間の使い方
の9つの構成要素がある。
GDPで計測できない項目の代表例として、心理的幸福が挙げられる。

この場合は正・負の感情(正の感情が 1.寛容、2.満足、3.慈愛、負の感情が 1.怒り、2.不満、3.嫉妬)を心に抱いた頻度を地域別に聞き、国民の感情を示す地図を作るという。
どの地域のどんな立場の人が怒っているか、慈愛に満ちているのか、一目でわかるという。
----------↑

昨日お話しした無形(心、目に見えないもの)に相当するものが上記のGNHの9つの構成要素に相当すると思います。特に他の8つを総合している要素が「1.心理的幸福」だと思います。

さらに「正・負の感情」を調査集計し、国民感情の地図を作って、改善に利用しているというところに、とても感動しました。

わが国はと言えば・・・(マイナス言葉を発言したくないので、この先は何も申しません。)

国民の幸せという観点で、考えたとき、以前、このブログ『大家族化が日本を救う!』でも発言してきましたが、日本の行政がまず取り組むべきは、大家族化への積極的な方向転換だと思います。

昭和30年代は、どの世帯も当たり前だった3世代以上が同居する、という生活スタイルに、積極的に戻していく施策をすることで、日本のGNHは高くなっていくと思います。