わちきの周囲には、独身女子がわんさかいる。ほとんどがキャリア組。みんな「いい男はいないし、いてもみんな既婚なのよねー。不倫は嫌だから、もうおひとりさまかなー」と半ば諦めモード。彼女たちは頭がいいし、顔だって十人並みだし、性格もいい。じゃあ、何が足りないのか? 最近感じるのは、恋愛も「偏差値」があるんじゃないかということ。中学時代からいたよね、惚れっぽい女子って。美女でもないし、スタイル良くもない。でも、常に片思い男子がいるような(そういう女子は中学時代は報われない。中学でモテるのは、クラス一二の可愛いい子だけ)。つまり、第二次性徴移行恋愛に頭ん中支配されてるっていうか。そういう女子はある意味、人生の「落とし所」を本能で知っていたんだと思う。なんだかんだ言っても、人間ていうのは、オスメスくっついて子孫を残して、安定していくんだってこと。でもね、子孫を残すってうのには締め切りがあるんだよね。特に女子の場合。「40になったって、自然に授かった人周りにいるし、自分も絶対大丈夫」っていやいや、大丈夫じゃないって。
学校は教えるべき。産む産まないは自分次第で、子供を持つのが結婚の意味ではないけれど「女性の体は、初潮後に妊娠可能になり、加齢とともに妊娠の可能性が低くなっていく。閉経まで妊娠が可能というわけではない」という事実を。なぜそういう生物学的事実を生徒に言わないのか(それとも私が授業で聞き逃した?) 結婚しなくてもいいし、子作りしなくてもいいけど、30歳超えて結婚して急に欲しくなったりしても、不妊治療って話だよって。子供はいなくてもいいけど、いないとわからない安心もある。そういうことを、恋愛偏差値が高い女子は本能的に知っている。DNAレベルで。老後に照らせば生存本能にも繋がるんじゃないかと思う。
正直いっちゃうと、わちきは初婚が二十歳そこそこだったせいで、子供がすぐできた。いらなくてもできた。母体保護のためにドクターストップがかかった子がいたほどだ。避妊が妊娠に追いつかなかった。それが若さなんだなあ、と今になって思う。人体の神秘は本人にも全くわからないものだ。
