どんなに実力があったとしても、入試本番、時間配分でミスをしてしまったら、合格は難しいでしょう。

時間配分は、入試合格にとって、極めて大事な要素の1つです。

さて、時間配分をしっかりできるようになるためには、次の2点に注意することが必要です。

❶ 解く「順番」のミスをなくす(解く前にすべきこと)

そのためには、試験問題を開いたら、いきなり解き始めるのではなく、

まず、

「問題全体をざっと見渡し」、

「解く順番を決める」

ことが大切です。

特に算数や数学などの場合は、大問ごとの大まかな順番ではなく、小問単位で順番を決めることがポイントです。

❷ 解く「時間」のミスをなくす(解いている最中にすべきこと)

そのためには、

試験問題を解いているときに、

「少し考えて分からなかったら、思い切って飛ばして、次の問題に移る。」

ことが大切です。

「もう少し考えたら解けるかも・・・」

という甘い誘惑から(笑)、思い切って逃れることがポイントです。

私が生徒に指導するときは、

「5秒考えて分からなかったら、とっとと飛ばせ!」

と言っています。