いまの子どもたちは、とにかく甘やかされて育ってるやつが多い。

十分に甘やかされ、恵まれた環境に育ってるくせに、不平不満を並べ立てて、

「いかに自分は不幸せか」

を表現するのに一生懸命なやつばっかりだ。

そういうやつには、ハッキリ言ってやる。

「おまえは、甘やかされて育ちすぎた。だから、おまえはちょっとしたことでフニャフニャフニャフニャ抜かしだす。おまえのような腑抜けは、大人になってから、どうしようもなくなる。」


例えば、食事中。

十分に美味いきつねうどんを食いながら、「まずい」と抜かし出す。

そういうときには、言ってやる。

「おまえらなあ、どんなもんでも美味く食べられる魔法の方法を知ってるか?」


・・・


誰も答えられない。


「それはなあ・・・ホンマのホンマに空腹になることや。腹ぺっこぺこになったら、なんでも美味いもんや。」


あるいは・・・


ちょっとイジメられたぐらいで、ブチブチブチブチ。心の中は怒りと憎しみでいっぱい。

そういうやつらは、徹底的にブった切ってやる。やつらの中にある怒りや憎しみ、その他ネガティブなもんが跡形もなく消し飛ぶぐらいに・・・


そうすると、不思議なことに、そいつらは、


穏やかな顔になり出す。ある種の安心感を醸し出す。全身から、感謝の念があふれ出す。


そうなれば、あとは、自然な流れで大丈夫だ。

ちょっとのことにも感謝を感じ、少しのことに幸せを見出し、最高の笑顔を見せてくれる。


笑いとは、緩急の芸術だ。緩みっぱなしのやつには、本当の笑顔など、できるはずもない。


俺は、ぬくぬくした環境で不満をタラタラしてるやつが大嫌いだ。


かつての自分も、そうだった時期がある。学生のときだ。


あの頃の自分は、大っ嫌いだ。ヘドが出る。


でも、いまの自分は、大好きだ。


寒い中にもぬくもりを感じる感性が少しずつ出てきたように思うからだ。


今日も子どもたちは、あれだけ厳しく怒られたのに、


「楽しかった」


と言っていた。


「あれだけ怒られたのにか!?」


と俺が言うと、


「怒ってくれて、ありがとう!!!」


だとさ。


もう、おまえに教えることは何もない・・・かもね(笑)



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