ついさっき、
高1のちびっ子に、
質問をされた。
「先生、勉強のやる気ってどうやったら出るんですか」
・・・
きっ、来たぁぁぁ~
どん真ん中、ストレートの
質問だ。
「勉強のやる気を出すには、大きく分けて2通りあると思う。
1つ目は、勉強自体を好きになること。
2つ目は、勉強のやり方を工夫してそれを好きになること。
○○くんは、勉強は好きなの」
「勉強自体は、大っ嫌いですね。」
「じゃあ、勉強のやり方を工夫するしかないかもね。でも、それは本当のやる気じゃないけどね。ところで、勉強が嫌いなのには、これまた2通りあるって知ってた?」
「知らないです。」
「1つは、本当に勉強自体が嫌で嫌で仕方ない場合。こういう人はめったにいない。
もう1つは、勉強自体は嫌いじゃないけど、勉強とセットで嫌な感情が記憶されていて、勉強をしようとすると、その嫌な感じがよみがえるパターン。
例えば、小さいときに勉強してて、『なんであなたはそんなにトロいのもっとテキパキしなさい。』って言われた経験がある、とか。」
「ぼくの場合、間違いなく2番目のパターンですね。」
「そっかぁ。じゃあ、勉強自体は嫌いじゃないんやろね。」
「そうですね。でも、やる気が湧かないんです。先生といるときはやる気が出るんですけど、家で1人でいるときにはまったくやる気が湧かないんです。やる気を出そうと努力はしてみるんですけど。」
「別に、やる気が湧かへんときは、やらんかったらええんちゃう?俺だって、家では全然やる気湧かへんから、仕事は外でしかやらへん、って決めてるし」
「ぼくも、最近は学校の休み時間とか、電車の中とかで勉強するようにしてるんです。でも、ぼくは、家で勉強のやる気を出すようにしたいんです。」
「そうかぁ。それやったら、もう、楽しい勉強のやり方を考えればいいんちゃう?マインド・マップとかは楽しいやろ?○○くん、絵描くの好きやし。」
「そうですねぇ。」
・・・
このあと、いくつか効果のありそうなことを提案してみたが、どれも「ドンピシャではない様子」
しばらく沈黙・・・
「ところで先生、勉強中って音楽かけていいんですか?」
「いいよ、もちろん。できれば、BGMは聴こえるか聴こえへんかぐらいの音量でかけたほうがええけどね。」
「イヤホンは使っちゃダメですか」
「まぁ、別にええんちゃう」
(急に顔が明るくなって)「じゃあ、ぼく、めっちゃ勉強やる気出ますわ音楽聴きながらやっていいんやったら、もう、ノリノリでできますっ」
・・・
えっそれだけ?
勉強やる気出ぇへんかった理由って・・・たったそれだけ
・・・
でも、案外そんなもんなのかもしれません
○○くんの場合、勉強のやる気が出なかった理由は、
「音楽が聴けないから。」
(おそらく、お母さんかだれかに、「勉強中は音楽聴いちゃダメ」って言われたかなんかなのでしょう。)
勉強中、音楽を聴いていいなら、
やる気MAX
やる気をアップさせる、やる気を出させる方法は、
「やる気が出る何か新しいことを付け加える」
んじゃなくって、
「やる気が出ない原因をなくすこと」
人はみな、どんなことについても、心の中に、「やる気」を持っている。
でも、何らかの原因があって、その「やる気」が出てくるのをジャマしてる。
だったら、その「ジャマしてる何か」を取り除くだけでいい。
そしたら、「本体」がジャーンって現れてくる
これって、勉強だけじゃなくって、いろんなことについて当てはまる気がする
部屋をキレイにしたかったら、まず綺麗な絵を飾るんじゃなくって、まずはいらないモノを捨てて、余分なゴミやチリもぜ~んぶサヨナラしてから・・・綺麗な絵を飾る
美味しく食事をしたかったら、ひっきりなしに食べるんじゃなくって、まずは間を置いておなかん中をカラッポにしてから・・・美味しい料理を食べに行く
素敵な恋人が欲しいのなら(笑)、ひっきりなしに婚活パーティーに出かけるんではなく、まずは、ひとりの時間を大切にして、自分の中の、「幸せになることにブレーキをかけている部分」と対話してみるそれから、クリスマスパーティーに赤いネクタイをして白い靴を履いて出かけてみる(笑)。
きっと、なんでもそうなんだろうなぁ。
ほかには、どんな例があるかなぁ
iPhoneからの投稿
高1のちびっ子に、
質問をされた。
「先生、勉強のやる気ってどうやったら出るんですか」
・・・
きっ、来たぁぁぁ~
どん真ん中、ストレートの
質問だ。
「勉強のやる気を出すには、大きく分けて2通りあると思う。
1つ目は、勉強自体を好きになること。
2つ目は、勉強のやり方を工夫してそれを好きになること。
○○くんは、勉強は好きなの」
「勉強自体は、大っ嫌いですね。」
「じゃあ、勉強のやり方を工夫するしかないかもね。でも、それは本当のやる気じゃないけどね。ところで、勉強が嫌いなのには、これまた2通りあるって知ってた?」
「知らないです。」
「1つは、本当に勉強自体が嫌で嫌で仕方ない場合。こういう人はめったにいない。
もう1つは、勉強自体は嫌いじゃないけど、勉強とセットで嫌な感情が記憶されていて、勉強をしようとすると、その嫌な感じがよみがえるパターン。
例えば、小さいときに勉強してて、『なんであなたはそんなにトロいのもっとテキパキしなさい。』って言われた経験がある、とか。」
「ぼくの場合、間違いなく2番目のパターンですね。」
「そっかぁ。じゃあ、勉強自体は嫌いじゃないんやろね。」
「そうですね。でも、やる気が湧かないんです。先生といるときはやる気が出るんですけど、家で1人でいるときにはまったくやる気が湧かないんです。やる気を出そうと努力はしてみるんですけど。」
「別に、やる気が湧かへんときは、やらんかったらええんちゃう?俺だって、家では全然やる気湧かへんから、仕事は外でしかやらへん、って決めてるし」
「ぼくも、最近は学校の休み時間とか、電車の中とかで勉強するようにしてるんです。でも、ぼくは、家で勉強のやる気を出すようにしたいんです。」
「そうかぁ。それやったら、もう、楽しい勉強のやり方を考えればいいんちゃう?マインド・マップとかは楽しいやろ?○○くん、絵描くの好きやし。」
「そうですねぇ。」
・・・
このあと、いくつか効果のありそうなことを提案してみたが、どれも「ドンピシャではない様子」
しばらく沈黙・・・
「ところで先生、勉強中って音楽かけていいんですか?」
「いいよ、もちろん。できれば、BGMは聴こえるか聴こえへんかぐらいの音量でかけたほうがええけどね。」
「イヤホンは使っちゃダメですか」
「まぁ、別にええんちゃう」
(急に顔が明るくなって)「じゃあ、ぼく、めっちゃ勉強やる気出ますわ音楽聴きながらやっていいんやったら、もう、ノリノリでできますっ」
・・・
えっそれだけ?
勉強やる気出ぇへんかった理由って・・・たったそれだけ
・・・
でも、案外そんなもんなのかもしれません
○○くんの場合、勉強のやる気が出なかった理由は、
「音楽が聴けないから。」
(おそらく、お母さんかだれかに、「勉強中は音楽聴いちゃダメ」って言われたかなんかなのでしょう。)
勉強中、音楽を聴いていいなら、
やる気MAX
やる気をアップさせる、やる気を出させる方法は、
「やる気が出る何か新しいことを付け加える」
んじゃなくって、
「やる気が出ない原因をなくすこと」
人はみな、どんなことについても、心の中に、「やる気」を持っている。
でも、何らかの原因があって、その「やる気」が出てくるのをジャマしてる。
だったら、その「ジャマしてる何か」を取り除くだけでいい。
そしたら、「本体」がジャーンって現れてくる
これって、勉強だけじゃなくって、いろんなことについて当てはまる気がする
部屋をキレイにしたかったら、まず綺麗な絵を飾るんじゃなくって、まずはいらないモノを捨てて、余分なゴミやチリもぜ~んぶサヨナラしてから・・・綺麗な絵を飾る
美味しく食事をしたかったら、ひっきりなしに食べるんじゃなくって、まずは間を置いておなかん中をカラッポにしてから・・・美味しい料理を食べに行く
素敵な恋人が欲しいのなら(笑)、ひっきりなしに婚活パーティーに出かけるんではなく、まずは、ひとりの時間を大切にして、自分の中の、「幸せになることにブレーキをかけている部分」と対話してみるそれから、クリスマスパーティーに赤いネクタイをして白い靴を履いて出かけてみる(笑)。
きっと、なんでもそうなんだろうなぁ。
ほかには、どんな例があるかなぁ
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