久しぶりに母に会いに病院へ。
およそ4ヶ月ぶりの面会。
バス、
飛行機、
レンタカー。
4時間ほどかけて母のいる病院へ。
どうやら病気のせいで暴れてしまったり、
看護師さんを引っ掻いてしまうこともあるようで
投薬の種類と数は増すばかり。
それでも母はわたしが病院へ面会連絡を入れると、
「娘がくるの?」とにこやかになるそう。
いつもは15分しか許されない面会、
今回は30分許可がもらえ、
ふたりきりの空間で話をした。
話、と言っても
わたしの伝えたいことと母の返事はまるで噛み合わない。
「ゆっくり寝れた?」
と聞いても、にっこり笑って外を指さして
「きのうのごはんがね」
と支離滅裂なことを言う。
好きで好きでたまらない、母だけど。
間違いなくそれは事実なのだけど。
やっぱり、
共に生活していないから、この感情でいられるのだと思った。
毎日、毎日、
噛み合わない会話の繰り返し。
キョトン、とした顔でまっすぐ前を見る姿。
日々、
わたしがあたりまえに日常生活を送れているのは、
あたりまえに経済生活営んでいられるのは、
入院先で本当に優しく接してくれて、
母がわめこうが引っ掻こうが、
「そうだよね、ごめんね苦しいよね…」
と寄り添ってくれる病院の方々のおかげだ。
わたしは、30分の面会中でも、
すれ違うばかりで正直イライラする瞬間が何度かあった。
嫌いとか、憎しみとかの感情じゃない。
わたしは母が大好きだ。
だけどやっぱり、
分かり合えないと、悔しくてもどかしくて
イライラしてしまう。
こんな日々を、
仕事とはいえど笑顔で向き合い、
母を心配してくれる看護師さんたちはすごい。
心から、尊敬する。
そして、
この看護師という仕事を、
昔は母もしていたんだよなと。
まだわたしの父と出会う前。
きっと真面目すぎて、
躓くことが多かっただろうな。
母はわたしと違い、本当に真面目で几帳面だったから。
ありがとう。
また来るね!
それまで絶対、元気でいてよ!
そう言い残して面会を終えた。
あったかい時間だった。
インフルエンザが流行り始める冬は面会禁止になるらしく、
また会えるのは春先のことかな。
久しぶりにわたしが選んだ母の洋服。
喜んで着てくれたらいいのだけれど。
母にはとても言えやしないけど、
別れた父と3人でよく行ってた場所に、
1人で行ってみたよ。
こんなだったっけ?
こんな坂道だったっけ?
もう父も天国か。
なんとも言えない気持ちになったけど、
わたしは確かに、愛されて育ってきたんだと再確認できた。
祖父母の納骨堂も行けたし、
なかなかハードだけど素敵なひとり時間を過ごせました☺️
母は覚えてるかなあ?
この景色。
記憶の片隅に、あるのかなあ。
東京に戻り改めてまたわたしは、日常に戻る。
看護師さん、、本当にすごいなあ。
なんて尊い仕事なんだ。
そしてそういう看護師さんたちの勤務時間の短縮にもしっかり向き合えている病院、すごいなあ。
わたしも、
職は違えど、
しっかりみんなを守れるようにしなきゃと思わされた。
また3月まで、
元気でいてね!
