母は、精神科へ通い始めて30年以上。


入退院は繰り返しているが、

今は一番長くもう連続で6年目になるか。


外の世界を、あまり知らない。


わたしが小学生の時、

病院へ行くとほとんど付き添いの人とか、

面会とか、見ることなかった。



今、ちょっと違いを感じるのは。

結構、面会に来る人とすれ違う。


中学生や高校生と思われる、制服姿の子たちともすれ違った。


精神的な病というのは、

30年前は本当に理解され難いものだったように記憶している。


それから時が流れ

少しずつ、世の中が変わってきている。


精神的な病は、外から見て分からないから、

まだまだ理解が進まず苦しむことや傷つくこともあるけれど、

いろいろなことを受け入れていて共に生きようとする世の中へ変わってきている。



みんな違っているし

そんな中

誰だって苦しんでいるし


そんな風にあたたかい想いに溢れる世の中になるといい。


「あの人はいいよね」

と思って見つめる先の人だって、

表に出さないだけで、同じ人間、悩むことも苦しむこともあるに決まっている。



譲り合って許し合って

生きていきたい。

そんな自分でありたいと思う。