「あなたが逃げないと周りの人や消防団の人に迷惑をかけますよ」
これは、避難を促すために「あなたの命が危険だから逃げてください」と
呼びかけるよりも効果的な呼びかけ方として、専門家から紹介されました。
毎年開催される、都市問題会議の今年のテーマは「防災とコミュニティ」です。
台風19号により、久喜市では避難行動が行われました。
私は、菖蒲に住んでいて比較的高い場所のため
地域的に、水害に対して危機感が薄いと思います。
しかし、この言葉を聞いた時に
消防団は、このような災害の最前線にたち
命の危険がある場所にいるのだと、改めて感じました。
深夜、利根川の避難勧告がでたため
一度解散した菖蒲地区の消防団は、栗橋地区の応援のため
栗橋地区の巡回と避難勧告をしてまわりました。
私の団は、栗橋北彩高校のまえで釘付けになってしまいましたので
避難誘導をしていると
若い団員からふと聞かれました。
「堤防が切れたら、私たち死んじゃいますよね」
「よく消防団、災害の時に亡くなってますよね。これってそういう状況ということですか。」
多くの車を避難誘導している中で、彼の言葉で
私たちが災害の最前線に立っていることに気づきました。
もし、堤防が切れたら急いで高校の外階段まで走ろうと
私たちは決めました。
他の消防団では、緊張感を持って栗橋地区の巡回をしたと聞いています。
しかし、最近の集中豪雨や台風の際にレベル4やレベル5の警報を発令しても、その一割も避難しないことがよく報道されます。
全国で消防団員が活躍しています。
あらためて、危険の伴う場面に私たちはいるのだと認識しました。