理解してほしいとは思わないが理解者が居るのも悪くはない
結局敵兵との戦闘もなく有り余る体力を残したまま
バスで次の目的地である錦帯橋へと向かった
昨日のタイトルにも書いたが私の目的は桜見物や観光ではない
あくまでも戦である
錦帯橋の花見など宮島のついでで全くと言っていい程興味がなかった
近くにある漬物屋で母上に土産を買うのだけを目的に
頭皮ごと置いてきた厳島に思いを馳せながらバスに揺られていた
「じゃあ錦帯橋付近の地図を配りま~す」
能天気な添乗員が車内で地図を配り始めた
「手前の橋を渡ると向こう側には噴水や美術館
白蛇観覧所、ロープウェイを使えばお城にも行けます」
!?お城!?
くつろぎモードから戦闘モードに切り替わった
地図には確かに岩国城がある
あるにはあるが…小さな地図でも錦帯橋と城の距離が離れているのがわかる
「お城まで行くには時間に余裕がないですね~
自信がある人は行ってみてください」
宣戦布告ですか
上等だよアンタ
錦帯橋入り口で解散して出発まで1時間
現在15時50分
とりあえず瞬歩のような勢いで移動しながら予定を組む
駐車場→ロープウェイ乗り場 10分弱
ロープウェイで移動 3分
降りて岩国城まで徒歩 5分
(ただし山道を瞬歩で)
ここまでで20分弱
そしてロープウェイの時間が20分毎
16時出発の分に乗って山頂へ到着
駅から出た時点で既に16時5分
あれ…?
16時20分の便に乗らないと間に合わない…?
マジでか!?
(この言葉はこういう時に使うんだと改めて実感)
計算では次の40分でも間に合いそうだが
実際は人ごみでの移動になる為間に合わない可能性が高い
途中で敵兵に遭遇した場合の戦闘時間も考慮しなければならないので
なんとしても20分のに乗らなければならない
急な山道を瞬神なみの瞬歩で移動
すれ違う観光客に怪訝な顔をされるが気にせず移動
観光客達の反応は尤もだ
頭に大きなリボンつけた浮世離れした女が凄いスピードで城を目指しているのだから…
だがそんなことに構ってはいられない
城に到着後すぐに写真撮影
時刻は16時10分を回っていた
ロープウェイの往復券とセットになった入城券で中へ入る
1回に展示された名刀を見て回る
「展望台は4階です」
そう書かれた張り紙のある階段が目の前に現れた
上りたかった
だが如何せん時間がない
頭皮どころか頭蓋骨を置いたまま入城2分で退城
会話を楽しみながら歩いているカップルを追い抜き乗り場へ急ぐ
背中に視線を感じたが気にせず急ぐ
数時間水分補給していない事に気付きお茶を買ってロープウェイに乗り込む
無事20分の便に間に合い麓へ下りた
バスの出発まで時間があるので桜見物しながらゆっくり散策
その間も色んな方向から視線を感じるが全てスルー
その後土産物屋が集まる場所で衝撃的な光景を目にすることになるのだがそれはまた別の話
帰宅してから気付いたがお得と思われたロープウェイと入城のセット券には
既に払っていた錦帯橋の通行料も含まれていた為実際は私は損していたらしい
参ったね★
