水沢ダウン | 7Bridgeのブログ

7Bridgeのブログ

7Bridgeスタッフのブログ






水沢ダウン


知っている方も多いかと思います。
(岩手県の水沢工場で作られるのでこの名前だそうです)

スポーツメーカーのデサントが2010年のバンクーバー五輪のために作ったのが
きっかけのようですが...

今ではジャーナルスタンダードやフィルメランジェなど名だたるショップやブランドが
別注をかけるほど、ダウンジャケットシーンを席巻する勢いの水沢ダウン。


セレクトショップでの取扱量は2014年比の3倍...

デサントの売上金額の半分を占めるほどに...


この経済誌の記事に興味を持って調べたところ、

そこには最先端テクノロジーと職人1人1人の

ものづくりにかける思い

が共存していることを知りました。



縫い目がないので針穴から水が入ったり、羽毛が抜け落ちることがない。




フィット性を高めるためのBoaシステム
(スノーボードブーツにも使われています)



高いフィット感による高い保湿力


最先端テクノロジーのたまものですね。


ただ、自分が何よりも衝撃を受けたのが、



洗練されたシルエットと防寒性を生み出すために職人が手作業で
微調整しながら羽毛を詰める作業をしているということ。



その差 0.1g 単位


だそうです


気の遠くなる作業です...



でも、こういう職人の手作業と最先端テクノロジーの共存が優れた製品を
生み出している秘訣なんでしょうね。




デジタルだけでも駄目だしアナログだけでも駄目...


なんか今の時代を象徴している気がします。


自分たちの仕事にも共通することですね。


モデルハントなんかもそう。


SNSを使って効率よくやることも大事だし、外へ出て足を使うのも大事。


まあ、1番大切なのは


そこに思いがあるかどうか


ですけどね。


そんなことを水沢ダウンから感じました。



思いの伝わる手仕事をしていきたいと思います。


菊地でした。