2/11(日)、龍がいっぱいの田無神社へ行った後、東伏見稲荷大社へも寄らせていただきました。
参拝させていただこうと決めて調べている時に、わかったことがありました。
東伏見稲荷神社は東京都西東京にあるのですが、京都の伏見稲荷大社の分霊を勧請して創建されたのだそうです。
なお、東伏見という地名はこの神社が出来てからついた地名で、それにあわせて西武新宿線の駅名も上保谷から東伏見に変更されたと知りました。
東伏見稲荷大社
主祭神
宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
人々の生活を豊かに楽しく守り導いてくださる衣食住の大祖神さまです。農業の守護神として農家の崇敬も篤い神さまです。
佐田彦大神(さだひこのおおかみ)
海陸の道路を守り、人々の行なう事を良いほうに導いてくださいます。
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
歌舞音曲方面に信仰の篤い神さまです。
長寿または、愛嬌の神さまとしても信仰されています。
上記御三座を、東伏見稲荷大神と総称します。
写真に写っているキツネが小さくてわからないですが、右のキツネは玉をくわえていました。
玉は、稲荷神の尊い徳の象徴と言われているのだそうです。
稲荷神社は、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として、全国津々浦々に至るまで、広く信仰されています。
たくさんの鳥居をくぐってゆくと・・・
どっちへ向かえばよいのか? と、惑わされる光景になってゆきます。
【お塚巡拝のご案内】というのが拝殿の右わきに案内板がありましたので、記します。
当社本殿奥に祀られる「お塚」(お山)は、「あらまつりのみや」とも称し、稲荷大神のさまざまな御神徳が、それぞれお社に表徴されて祀られているものです。
本殿、お塚を合わせて参拝することで、表裏そろったお詣りとなる大切な斎の場です。
私達も全て参拝させていただきました
「開照大神」
開照大神は、日本書紀の「岩戸隠れ」の伝説に登場します。
天照大神が、天岩戸に隠れて世界が暗闇になった時に、踊りを踊って、天岩戸から誘い出したとされる、芸能の女神「アマノウズメ」です。
「宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)」です。
東伏見稲荷大神のひとつである宇迦之御魂大神は、衣食住の神様、農業の神様、商工業の神様と言われています。
赤い鳥居群の北側中央にあり、裏手から本堂を配する位置に北向きになっています。
末広社
三徳社
要町稲荷社
「権太夫社」
鳥居群の東側にあり、お社に扁額があります。
京都伏見大社の権太夫大神は、人気運が高まるご利益があると聞きます。こちらも同じご利益があるのでしょうね。
東側には、権太夫社のほかに、扁額の無い「金鷹社」「太郎稲荷社」「要町稲荷社」「三徳社」があります。
拝殿の中心線に位置する場所には、「稲荷社」があります。
拝殿に向かって石祠がありますが、稲荷社本殿は左側にあり、東の方向を向いています。
北西角にある「白狐社」
案内図にも載っていなかった場所です。
由緒は不明ですが、キツネがたくさん並んでいました。
石鳥居がふたつ並ぶ場所がありました。
右に、「愛法稲荷大神・十戒徹修・愛徳稲荷大神」
左に、一際大きな石碑のある、「八幡大神」が祀られています。
「綾太郎稲荷社」
赤く綺麗な塀で囲まれた、盲目の浪曲師”浪花亭 綾太郎”です。
神社の縁起は、衣食住や農業の神様、交通安全の神様、芸能関係の神様でもあります。
綾太郎稲荷社の横から伸びる参道を進むと、境内の塀から、更に外へはみ出すように赤い鳥居が並び、「白狐社」「末広社」が向かい合うように祀られていました。
以下にまとめてみました。
商売繁盛のご利益
「末広社」
方針決定のパワースポット
「佐田彦大神」
(東伏見稲荷大社のご祭神でもあります。)
勧善懲悪をつかさどる神様
「田中大神」
「宇迦之御魂大神」
「三徳社」
「太郎稲荷社」
「要町稲荷社」
「金鷹社」
「権太夫社」
「愛法稲荷大神」
「十戒徹修」
「愛徳稲荷大神」
「八幡大神」
「白狐社」
「綾太郎稲荷社」
「稲荷社」
「保食大神」
縁結び長寿の守護神、福徳円満、家庭和合、縁結びの神様なども
いらっしゃいました。
お塚の中は、けっこう広いので、時間のある時にゆっくり参拝するのもいいです。
愛と喜びと感謝とともに