マーティン・スコセッシ監督

 
一番見逃してた監督で最近ちゃんとスコセッシ監督映画を見始めようとしてた矢先の沈黙、、!
 
原作は読んでないので何の予備知識もないまま鑑賞
率直な感想...えっ終わり??
 
面白いカットはたくさんあって、おー、、と思うところはたくさんありましたが。
ストーリーはもうちょっと展開があってもいいんじゃないか?と思った。
 
思ったのは、人の根本の部分ってある年齢で形成されてるから、それを捻じ曲げるのって一回死ぬのと同じぐらいの事なんだろうな。
別人格になるか、別人格を装うのか。
この主人公は結果装ってたみたいだ。
 
私は、この映画が伝えたい事がこれでは伝わりきれてない気がする。
日本は沼のような場所でキリストの根が張らないと言っていたのは本当にそうなのかしら?
日本人の中にはキリストの本質を理解した上で信教してた人もいると思う、、
そして誤認でキリシタンであった人達なんだとしたらそこも映画で描いて欲しかったなぁと思った。
教祖に出会ってからは教祖の考えとか井上の考えで話が進んでいったから、実際のところどうなのか疑問に思うところも多かった、、
そこを描かないのと後半主人公の心情を描かないのは同じ事なのかな?
歴史上明らかにされてない推測の部分なのかな?
 
だとしたら、この映画は何か伝えたいというよりも何か感じてほしいと訴える映画なのかな?
、、うん〜答えが見つからない。
 
また率直な意見だけど、正直面白くはなかった。
2時間40分が短く感じたのはずっと考えさせられてたからだと思う。
だから全く無駄な時間ではなかった。
 
最終的に言いたいのは、マーティン・スコセッシ監督作品、もっと見たくなった!
 
70点!
総合的にみて!内容は65点ぐらいですが!