こんにちは、くみこです♪

歴女ではありませんが、歴史というか・・・時代を感じさせる小説が好きです。

もともと、現代小説を読んでいたのですが、読み尽した感があったので、ヒストリカルな恋愛小説に走った・・・感じですねにひひ

その他にもSF小説やファンタジーなものだったり、モモみたいな童話、いやこれもファンタジーかな?とかも大好きで、子どもの頃は読み漁っていた気がします本
映画化した「ライラの冒険」もお気に入りです。


あと、昔の人はどういう風に愛情表現をしていたのかな?という興味もありました。
ただ、貴族の恋愛・結婚というのは実際、小説ほど穏やかではなさそうな気がします。
位の高い貴族との結びつきのために、おじいさんほど年の離れた男性に娘を嫁がせたり、借金のかたに娘を売り飛ばしたり(あ、嫁がせる意味ね)、貴族であれど、女性の地位はやはり低かったような気がします。

でも、キスをしたことが知れ渡っただけで身の破滅につながり、結婚するしか道はないなんていう風習があったなんて驚きですよね?
それだけ、西洋では未婚の男女が戯れることが許されない時代があったというのは興味深いです。これは時代というよりも宗教的な意味もあると思うのですが・・・

日本も西洋の文化が入ってくるまでは男女の戯れは結構大っぴらだったと言われていますしね~



今日紹介するのは、そういう戯れをうっかりしてしまい結婚するしか道がなくなったヒロインとヒーローの物語です。

好きな人も多いと思うのですが、ジュリア・クインのブリジャートンシリーズの1冊です。

最近、小説もシリーズものが多く刊行されています。
売上を伸ばすための作戦なんでしょうが、まんまと乗せられている感じです(笑)



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あらすじとしては、社交界デヴューしたヒロインは美貌をもつ妹が放蕩貴族の食い物にならないように守ろうとするのですが、その年デヴューした女性の中でとびきりの美人の妹には求婚者がひっきりなしです。
その求婚者の中に、そろそろ結婚を考え出したヒーローも参戦してくるわけですが・・・

ヒーローのお母さんが適齢期の子どもたちを結婚させようと躍起になっていて(笑)、ヒーローが気になっている娘一家を我が家で開催するダンスパーティに招待するのですが、最初のうちはヒーローはヒロインの妹の方が気になっていたのに、だんだんとヒロインの方が気になり始めて、そこである日、ある事件が起こってしまいます。

事件とは言っても命にかかわるような危険なものではないのですが、醜聞にまみれた社交界では一大事件に発展するようなできごとで、ふたりは愛を確認する間もなく結婚の道を走っていきます。

ブリジャートンというのはヒーローの家名です。
ブリジャートン一家の子どもたちはアルファベットのAから順にHまで8人の子どもがいます。
ヒーローの名前がアンソニーなのでブリジャートン家の長男のお話ということになりますが、最初に出版されたのは、4番目のダフネ(長女)のお話でした。

ジュリア・クインは私の好きな作家さんのひとりですが、このブリジャートンシリーズで私が最初に手を取ったのは二女エロイーズが主役の「まだ見ぬあなたに野の花を」でしたが、これはたまたま図書館に行ったらこれだけあった、という成り行きでこの時はシリーズものだとは思っていませんでした。
読んだらびっくり、シリーズものだったので次から次へ読んでしまったわけです(笑)

その中で1番のお気に入りが、このアンソニーが主役の「不機嫌な子爵のみる夢は」です。
あと、3男コリンが主役の「恋心だけ秘密にして」もお気に入りです。
コリンは基本とってもおどけていて面白い性格です。アンソニーの物語の中でも笑わせてもらいました。面白いのに、ハンサムらしいです。小説は顔が見えないので妄想が広がります(笑)








長男アンソニーの物語
不機嫌な子爵のみる夢は (ラズベリーブックス)/ジュリア・クイン

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次男ベネディクトの物語
もう一度だけ円舞曲(ワルツ)を (ラズベリーブックス)/ジュリア・クイン

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三男コリンの物語
恋心だけ秘密にして (ラズベリーブックス)/ジュリア クイン

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長女ダフネの物語
恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)/ジュリア・クイン

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二女エロイーズの物語
まだ見ぬあなたに野の花を (ラズベリーブックス)/ジュリア クイン

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三女フランチェスカの物語
青い瞳にひそやかに恋を (ラズベリーブックス)/ジュリア クイン

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四男グレゴリーの物語
夢の乙女に永遠の誓いを (ラズベリーブックス)/ジュリア・クイン

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四女ヒヤシンスの物語
突然のキスは秘密のはじまり (ラズベリーブックス)/ジュリア・クイン

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あ、すみませんあせる
順番は刊行順ではなく、兄弟姉妹順にならべてみました。

このブリジャートンシリーズにはたくさんのスピンオフ作品があるので、それもまた読んでみると面白いです♪
スピンオフ作品も機会があればお伝えしますねニコニコ

くみこ