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あれは、中学3年生だったかな。

当時付き合ってた女の子がいたんですよ。

名前は沙織(仮名)とでもしておきましょうか。

まぁ、なにしろ初めての彼女だったんで、
何して良いのか分からないわけです。

学校の帰り道とか、何しゃべって良いのか
も分からず、ただ相槌をうってましたね。

もう頭の中は『キスしたい』っていう思いで
いっぱいでした。

煩悩の数108が、※『キスしたい』っていう
雑念です。

10代の一大イベントですよね。キスって。

少しでも顔がよく生まれてくれたことに
感謝します。

好きの反対の言葉がキスってのも
洒落てますよね。

僕は、キスがメロンの味だと思っていました。

よく聞くのは、「甘酸っぱい」という言葉です。

じゃあ、柑橘系かなとも思ったんですけど、
もう早くしたくて仕方なかったんです。

で、ある日、公園でやってやったんです。キスをね。

今考えれば馬鹿ですよね、まず自分の唇がメロンじゃ
ないことに気づけって感じです。

でも、メロンの味だったんです。

沙織「ガムあげよっか?」

僕「うん、ちょうだい」

ペロッと舌を出す彼女

沙織「なーんてね」

僕「かまわないよ」

舌の上にあるガムを手でつまむ僕

沙織「えっ????」

驚く彼女、自分の口にガムをいれる

彼女「もぅーーー、返してよ」

キス成立

そうです、ガムの味がメロンだったんです。


※『キスしたいっていう雑念』・・・大人になってもなくなりません