おはようございます、oryziasです。


今回は「夜のクラゲは泳げない」2話の感想記事です。


いやー、これはすごいね。2話時点では私の好みどストライクでもう個人的には他作品を圧倒する出来だなと思っています。


やっぱり、一つのお話を一つの言葉で貫く構成が好きすぎるんですよね。「解釈違い」というネガティブな言葉で1話を貫き、最後の最後で「推しと友達なんて解釈違い」と「解釈違い」をポジティブな意味に変える。そうすることで、めいの気持ちがネガティブからポジティブに変わったことを表現する。

ちょうど「宇宙よりも遠い場所」の3話の「軽く死ねますね」に近い構成。これ、めちゃくちゃ私の大好物です。


1話でも述べましたが、いいシーンのカメラワークが結構独特なんですよね。ピアノの試験のシーン、めいの視点で画面を映すことで、めいの気持ちの移り変わりがすごくよく表現されている。今までと同じに戻るだけと思ってるのに、涙で視界がぼやけたり、物音の方をみて、花音が聴きにきたと分かれば視界がはっきりしたり。


この作品では「名前」は結構重要な意味を持ちそうです。「まひる」は「ヨル」に、「ののか」から「花音」へ、そして「高梨・キム・アヌーク・めい」から「きむら」へ。それぞれ名前を変えることで別の存在になるという展開になりそう。


アイドル時代に交わした約束をきっちり守る花音も良かったし、良いところを挙げるとキリがないのでとにかく見てください。3話以降も視聴します。