Simply having a wonderful time ! | 膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

人間ドックで偶然膵神経内分泌腫瘍が見つかりました。検査後、腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術を受け、非機能性G1と診断されました。経過観察中です。

お正月休みに新年会が3件あった。

地元の友達、昔の職場仲間、大学時代の友達と。

 

昨日は5年ぶりに昔の職場の仲間との新年会に参加した。

職場が変わっても、声をかけてもらえて嬉しかった。

病気になったことは噂で聞いて、なんとなく知っている人もいれば、

全然知らなかった人もいたようだ。

 

「久しぶりぃ~!」と言いながら、私は

「やせてきれいになったね!」って言われるのを待ってたんだけど、

ちっとも言われやしない。

 

しびれを切らして、「私痩せたと思わない?」って言ったら、

「もう、あまりに痩せすぎて、なんて言ったらいいのか」とか

「心配になって、何も言えなかった」っと。

 

詳細は話すつもりはなかったけど、「ちょっと体調崩して

ボディーメンテナンスが必要だったこと、痩せたのは病気じゃなくて

ダイエットしたから。体調崩した時には死んじゃうかもって

思ったけど、大丈夫だった。今全然元気!」と話してみんなを

安心させた。

 

その後はみんなで空白の5年間にあったことをあれこれ話した。

コロナ禍での思い出、将来のこと、健康の大切さ、家族のことなど

年齢層も広いので、盛沢山の内容だった。

 

年が明けてから、友達や、元同僚、大学時代の友達と、こうして再会できて

楽しいひと時を過ごせたことが、単純にとても嬉しかった。

 

病気になってしまったこと、手術をしたこと、仕事を休んだことは

私に心身共にダメージを与えたことは間違いなくて、

まだ、病気のことで消化できない疑問や、将来の不安もある。

 

一方で、負けてなるものかと気合が入りすぎて、

ちょっと肩に力が入りすぎてる感もあって。

今を一生懸命生きなくちゃ、もっと実のある人生にしなくちゃ、

私には足りないことばかりだな、もっと勉強しなくちゃ

会いたい人に会っておかなくちゃ、人とつながっておかなくちゃ…。

焦る気持ちが募って、疲れてしまっていたかもって思う。

 

偉業は成し遂げられないかもしれないけれど、

今ある仕事を定年まで一生懸命頑張って、

お休みは友達や家族と楽しむっていう

単純に、私の好きに生きていっていいんじゃないかな~

って思えた。

 

New Year's Resolution を決めかねている言い訳っぽくなったけど、

Simple に 楽しいひと時がたくさん持てたらいいな。