もう少しのがまん | 膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

人間ドックで偶然膵神経内分泌腫瘍が見つかりました。検査後、腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術を受け、非機能性G1と診断されました。経過観察中です。

DAY 11

   手術後9日目

 

  昼寝しているからか?夜眠れなくて困る。

  テレビも全然おもしろくない。テレビカード高いし、もう見るのやめよう。

  暇すぎて、爪やすりで爪をけずる。爪切りは持ってきたが取り上げられている。

 

  主治医のOKも出たので、コンビニに行く。

  ザバス、ヨーグルト、牛乳パン、リンゴを買う。病院の食事に飽きてきた。

  コンビニに行くまでに息切れがひどく、倒れるかと思ったほど。手術後

  どうしてこんなに息切れするんだろう?

  

  シャワーを浴びるのもすごく体力を使う。手術するって大変なことなのだと

  改めて思う。

 

  ウォーキングは気分転換もかねて、違う病棟へ遠征に行く。

  微妙に雰囲気が違って面白い。

  病院食のメニューもちょっと違っていることに気づく。

  今日の昼ごはんはうちの病棟の勝ちのようだ。

 

  主治医(デレク)が来て下さった。

  ラスト1本の管は来週にでも抜けると思うから、退院の日も見えてきたよ。

  もう家に帰りたくなってきたでしょ?と。

  正直、ここでボーっとしていると暇すぎて気が狂いそうだったけど、

  中途半端に退院して、一人暮らしに戻る自信がなかった。

  もう少しだけがまんしなくちゃ。