転院先の医者の対応は非常に残念だった  | 膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

人間ドックで偶然膵神経内分泌腫瘍が見つかりました。検査後、腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術を受け、非機能性G1と診断されました。経過観察中です。

 転院を希望した病院に電話をし、希少ガンになり、ハイボリュームセンターである病院

に転院希望を伝えると、自宅の近くの病院のほうがいいのではないかと、遠回しに拒否さ

れてる感がした。どこで治療を受けるのかは私に決める権利があるはず。何とか予約を

取り付けたいが、誰にしたらいいのかわからない。結局、電話で対応してくれたその

女性が言う先生宛に大学病院の先生から紹介状を書いてもらうことになった。

 

 初診の日。

D:Doctor

 

D: あなたのことは、大学病院の先生から電話が来て聞いていますよ。

私: そうですか。(ああ、そういえば元同僚だったっけな)

D: この病院に来てもCT取るくらいしかできませんよ。

私: 1か月前にCT撮ってから6ミリも大きくなっています。

   血液検査のNSEも基準値より高いですけど。

D: 誤差程度です。

私: 子宮筋腫の手術を控えているのですが、膵臓とどちらを先にしたほうがいい 

   でしょうか。

D: 子宮筋腫を先にしていいと思うけど、患者さん次第でいいと思う。

私: この病気のことを詳しく知りたいので、何か勉強になる冊子などあったら

   頂きたいのですが。

D: この病気はまだわからないことが多いので、インターネットにたくさん情報

   が出ているから、自分で調べたらいいのでは?

私: (心の声) 何言ってるの? あなたお医者さんでしょう?

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  この会話の後看護師さんが、抗がん剤のパンフレットを渡してくる。謎。

 

私: 何か生活で気を付けたほうがいいことなどありますか。

D: まず落ち着きましょう。

私: (心の声)は?何それ?

   ムキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキー

    きっと大学病院の先生が私のことパニックになっていると

   でも言ったのだろう。

   それから、セカンドオピニオンを受けたいのです。T医科歯科大学に書類を

   書いて頂きたいです。

D: でもその病院は切りたがるってうわさですよ。

私: そうですか、それでもお願いします。

 

 母や弟がセカンドオピニオンを受けた時のこの病院の先生方の印象とは全く違い、

もう絶望感しかなかった。

 診察後、患者相談センターに行った。

「いつでも相談してください」となっているのに、

「今日は人が少なくて対応できない」という。

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「いつでも相談できる」と書いてあります、と言うと、少しお待ちください。と。

きっと私の怒りマックスな雰囲気が伝わったのだろう。しばらくすると担当者が来た。

病気が見つかってつらいのに、担当の医師はインターネットで調べろと言った。

お医者さんなのに、そんな言い方あるだろうか。担当医を変えてほしい。

涙ながらに言ったけど変わらなかった。

 

 この相談センターの相談事は医師には筒抜けのようだ。それでいいのだけれど、

担当医との相性は大事だし、治るものも治らないから対応をお願いしたい。

そもそも、この先生の専門全然違うし。ハイボリュームセンターの病院

に行ったからといって、神経内分泌腫瘍だとわかっていても、この病気の専門の

先生に診てもらえるようにしてもらえるなんて気の利いたことはなく、

あくまでも前の病院の担当の先生から指名して

神経内分泌腫瘍の先生に紹介してもらわないと診てもらえないことが分かった。

そうでないと、全然関係ない、病気のことに詳しくなくて、インターネットで

調べろとか、平気で言えてしまう医師に診察されてしまうのだ。

 

 あなたそんなことも知らなかったの?って言われそうだけど、知らなかった。

後からわかったことだが、この病院に神経内分泌腫瘍のスペシャリストがいたのに。

大学病院の先生はそのことを知っていたはずだ。だって元同僚だもの。何が専門か

を知っていたはず。私は教えてほしいとお願いしたはずだ。

でも私には教えてくれなかったのだ。紹介してくれなかったのだ。

私は「誰にでも書きますよ」と言ったとか言い訳するんだろうけど。

 

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転院することがそんなに許せなかったのだろうか。

この大学病院の先生にはもうお会いすることはないだろう。

こう言っては失礼かもしれないけれど、

心の狭い医者だと思う。

普通ならそのスペシャリストの先生を紹介してくれるはず。

そしたら、手術前後もごたごたせず、

すんなりいっていたのにと悔やまれてならない。