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花橘

時に小説、時に和歌。『花橘の香』は『懐かしい人の袖の香』として和歌に出てきます。ちなみにカラタチの花言葉は『思い出』なのでおそらく似たような感じなのではないでしょうか。

夏の二番目、今回は自作です。




『織姫の涙を汲みし盃に愛しい人の映らぬことを』




意味: 織姫が流した涙に彦星が映りませんように。




つまり、お互いに傷つけ合いませんように、という願いを込めた、七夕のための一首です。


自分の失恋をもとに作りました。


織姫様と彦星様はずっと一緒にいてほしいです。(*v.v)。

では最初の一首を...

『道の辺の草深百合の花笑みに笑みしがからに妻といふべしや』
---万葉集(作者未詳)


現代語訳: 『道端に咲いている百合の花のようにささやかにあなたに向かって微笑んだからと言って妻と呼んで良いとは限りませんよ。』

要するに、平たく言えば作者は出会った男の人に突っ込みをいれている訳です。
今で言うところの「勘違い野郎」に当てはまるということでしょうか。
気の向くままに季節の和歌を紹介していきたいと思います。
たまに雑学も混ざるかもしれませんが...。

というわけでよろしくお願いします!