こんにちは。プラマイ心理ナビカード®カウンセラーの伊勢やよいです。
今日の東京は昨日の春の気温と打って変わって大雪です。
コロナで外出自粛要請が出ていて
楽しみにしていた映画の上映会が
中止になってしまいましたが、
こんな大雪だったら別の機会で良かったかもしれません。
さて、今日も『魔女の宅急便』を見て、心理面での気づきを書いていきます。
(※今回もネタバレ含むので未見の方はご注意ください。)
キキがおばあさんからもらったKIKIと書かれた手作りケーキ。
とっても可愛いですよね。
あのケーキはなぜもらえたのでしょうか?
普通に考えて、
一回仕事をお願いしただけの人が
自分の名前入りのケーキを焼いてくれるなんて
すごいことだと思いませんか?
しかも渡し方もとても粋ですよね。
「それをキキという人に届けてほしいの。
この前とってもお世話になったから。その御礼なのよ。
ついでにその子のお誕生日を聞いてきてくれると嬉しいんだけど。
またケーキを焼けるでしょ?」
相手が遠慮せずに受け取れるように気遣いが感じられます。
キキはなぜそこまでおばあさんの心を動かしたのか。
それは
惜しげもなく喜んで与えたから
おばあさんは孫のパーティーの差し入れに
ニシンとかぼちゃの包み焼きを届けるように依頼したのですが、
オーブンが壊れて焼けなくなっていました。
諦めてキキにお金だけ渡して帰ってもらおうとしていたのですが、
キキの名案で古い薪のオーブンで焼くことになりました。
率先して薪を運んで火を起こすキキ。
他に手伝うことはないかと、電球まで取り替えます。
宅急便の仕事だけでなく
他のことも率先して働いたことがおばあさんの心を打ち、
ケーキを焼かせたのです。
喜んで与える
人は与えられたら返したくなります。
それ以上のものを与えたくなるものです。
だから先に与えることです。
与えるときは、キキのように
お金や時間はケチらずにできる限りのものを与えます。
そうすると受け取れます。
正直、私はまだ与えることが苦手です。
なので受け取ることも苦手。
ちょっと前までの私は何に対してもクレクレちゃんでした。
そんな状態だと全然意識していませんでしたが、
自分が〇〇してほしいばかりを考えていました。
要求のかたまり。
特に親についてはそうでした。
褒めてくれない
愛してくれない
してもらっていないことにばかりフォーカスして、
ほしいほしいばかり思っていました。
でも、エンライトメント心理学を学んでいく中で、
親がいかに私に与えていたかがわかりました。
頭ではなく愛されている実感ができたのです。
今は100%与えるまではいかなくても、
親に与える意識でメールしたり会話しています。
そうすると最近特に親からの贈り物が増えてきました。
与えると受け取れる
まず先に自分から与える
これを日頃、意識して
人間関係でも、仕事でも実践中です。
与えるととっても自分が気持ちよくなります。
みなさんも与えることを意識して心がけていきましょう。
それが自分を愛する近道です。