和子は顔をあげ笑顔でこう答えた。

和子「私は勇翔さんのこと信じてるよ」

勇翔「信じてるなら今からでもいい

この場所から逃げて!みんな死ぬんだよ!」

和子「でもね、私は死ぬ運命でも

きっと神様からもらい受けた試練だと

おもうの。みんな一生懸命に生きた、

生きた証を残したいの」

和子「勇翔さん、私すごく向日葵が

好きなの。夏の日には元気に咲いて

まるで生きている力を貰ってるきが

するの」

和子「自然ってすごいよね、花が咲く

ためにはその間に誰かが育てて見守って

やがて種から芽がでて花が咲く・・その

花をみて元気になる人もいる」

和子「私も誰かに元気を与える存在に

なりたいな・・勇翔さん、私なれるかな?」

勇翔「なれるよ!きっと・・なるために

お願いだからこの場所から離れて!」

和子「わかったわ・・勇翔さん、

よかったら私の家の近くにある

防空壕で今日だけ泊まっていかない?」

勇翔「いくあてもないから・・和子さん

お願いします」

勇翔「防空壕で1日たったら和子さんの

家族と共にこの場所から離れよう!」

和子は微笑んで「わかった」と答えた。

それから私は和子の案内してくれる

防空壕へ向かった・・