昔このブログにも書いた気がするが。

俺が浪人時代、件数学館で松本努先生が。

「人間というものは若い時はその勢いというか若さで生きる。」

「歳を取って年配になったら、自分で生きる。」

この言葉はその時俺の中に深く残り、事有るごとによく思い出す。

聞いたときはその意味を本当に分かったとは言えないが、二十歳前のガキならだれでもがそうであろう。

ただ凄く残った。

そしてその意味が歳を取ることに深く分かっていく気がする。


若い時は、自分の可能性を信じてる。

なんの根拠もなく。

ただ自分はきっと凄いんだ、やれるはずなんだ。

理由もなく思っている。


歳を取ると、そう思えなくなってくる、だんだんと。

だが、根拠のない自信が減る代わりに、確かに裏付けの有る自信という様なものが備わってくる。

それが歳を取るという事なのだろうか。

なら、もっと裏づけの有る、根拠のある自身を蓄積していかなければ。

そうでなければ俺は俺の人生に負けてしまう。


過ぎていく俺の時間。

俺の人生。

それに負けず、勝って生きていかなくては。

生きる意味がない。


今、会社の若いヤツにダメなヤツがいる。

若い時の俺の姿を見るようである。

そんなダメなヤツでも自信だけはあるのだろう。

昔の俺がそうだった様に。

だが、その「根拠のない自信」は無尽蔵ではない。

その事は若い時にはなかなか分からない。

やがて枯れる時が来る。

その時は「自分」で生きていかなければならない。

プリウスがガソリンで走って、その後 貯めた電気で走っていく様に。