環境省は27日、今春のスギ、ヒノキの花粉飛散量の予測を発表した。花粉が最も多くなるのは、北関東や関東より西が主に3月中旬、東北地方は主に4月上旬。南関東や九州北部では3月上旬になる見込みだ。飛散量のピーク時を予測するのは、今回が初めて。

 スギ花粉が飛び始める時期は、関東や関東より西で例年よりやや遅い2月中下旬、東北地方は平年並みの3月上中旬の見込み。昨夏の猛暑などの影響で、全国的に飛散量は昨年より多くなるという。特に東海・近畿地方は、飛散量が少なかった昨年の10倍以上になるため、環境省は予防策をとるよう呼びかける。
>>続きを読むasahi.com(朝日新聞社)2011年1月28日(医療・健康)
鳥取県倉吉市内で湧いている天然還元水「白山命水(はくさんめいすい)」に、肝臓内の脂肪を減少させ、脂肪肝の症状を軽くする効果のあることが、鳥取大大学院医学系研究科の汐田剛史(しおた・ごうし)教授のマウス実験による研究結果で明らかになった。20日に県庁で発表した汐田教授は「脂肪肝は肝硬変や肝がんの原因にもなる。身近にある水に効果があることが分かり、非常に驚いている」と語った。

>>続きを読むasahi.com(朝日新聞社) 2011年1月21日9時10分



米国のシカゴ大とエモリー大などの研究チームが、2009年に流行した新型の豚インフルエンザにかかったが回復した患者が広い範囲のインフルを予防できる抗体を持っていることを突き止めた。ウイルスの変異によらず効く「万能ワクチン」の開発につながる可能性がある発見で、10日発行の米専門誌ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メディスンに発表した。

 チームは、新型インフルのワクチンを開発するため、21~45歳の患者9人の血液から抗体の遺伝子を特定。その遺伝子から86種類の抗体を作り、ハツカネズミに各種のインフルのウイルスを与えて反応を確かめた。
2011年1月11日
asahi.com(朝日新聞社)