吉村昭全集を読む | ちょも母のブログ

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5人の時の
東方神起が好きな主婦です。


橋本五郎さんの新聞記事から、この作者に興味が出て図書館に行ったら「死顔」ともう一冊しかなく、 しかし全集ならありますと図書館の司書さんに言われ、

開くと全集は、字が小さく、カタカナも多く、1ページが2段になっててボリュームがあり、

開いただけでうわーって…とても読む気になれなかった。

でも橋本さんが評価かしてたから、取り敢えず借りて読んでみようと。

しかし借りてきてもすぐには開けなかった。

目的は「ポーツマスの旗」だが、1話目の「ニコライ遭難」を飛ばすのが何か嫌で「ニコライの遭難」から読んだ。

途中歴史に詳しい主人から「ニコライ」の概略を教えてくれた。  何も知らない私は、へぇ〜知ってるんだと。

次に「ポーツマスの旗」小村寿太郎の話だったと主人に言ったら、「いやあ〜久しぶりにその名前聞いた」といった。

ただ日本の為にだけに命を顧みず外交をした政治家。

とても今の政治家にはいない、質実で凛とした強い政治家、今の金まみれの地に堕ちた政治家とは雲泥の差だ。この2作品読んで良かったと思った。