昨日の朝、テレビを見ていた夫が
「あーっ!!」
と大きな声をあげた。
何事かと思ったら、
エアコンの下の壁に、シミがある!
水が流れたようなシミが、
エアコンの下から、床のすぐ上くらいまで続いている!
近づいて見ると、
エアコンから、ポタポタと雨漏りのように水が垂れている!
床は、その水で濡れている!
エアコンを止めて、床を拭き、水を受ける容器を置いた。
2017年に建て替えたばかりだから、
まだ、4年しかたっていないのに、
(あっ、8月11日、今日がちょうど入居した日だ!)
オフホワイトの壁に、シミがついてしまった!!
すごーくショックだ!!
エアコンから水が漏れるなんて!
すごーくショックだ!!
9時になるのを待って、
消費者相談窓口に電話して
修理の予約をとった。
8月19日、まだまだ先である。
その後、夫はネットでなにやら調べて、
ドレンホースを掃除し始めた。
(※ドレンホース:室内機で発生した結露水を屋外に排出するためのもので、室外機近くにある)
ホースの口にタオルをあて、掃除機で吸う。
すると、水分とともに、ゴミ(ほこり)がけっこう取れた。
これが、ホースを塞いでいて、
結露水が排出できず、逆流して水漏れしたらしい。
運転を再開しても、水が漏れることはなくなった。
よかった!!
フィルターは、時々掃除していたけど、
ドレンホースの掃除なんて、
思いもしなかったよ。
そもそも、ドレンホースっていう言葉も知らなかったし
ドレンホースも、年に1回ぐらいは掃除が必要だと学んだ出来事でした。
(それにしても、壁のシミが薄っすら残っていることが悲しい
もう1つ、学んだことがある。
今朝、修理のキャンセルの電話をかけた。
それを聞いていた夫が、
「僕だったら、『キャンセルしたい』それしか言わないよ。後は、向こうが訊いてくることに答えるだけだよ。」
と言った。
私は、
「エアコンから水が漏れて、修理を予約したんですけど、ドレンホースを掃除したら、水漏れが直ったので、予約をキャンセルしたいんですけど」と言った。
お姉さんは、
「改善したから、キャンセルですね。」と、
私の言葉を要約して、確認し、
名前やら、電話番号やら、いろいろ訊いてきた。
確かに、「キャンセルしたい」ということさえ伝われば、
相手は必要なことを訊いてくる。
修理やキャンセルの理由は、いらない情報だったのである。
相手が1番知りたいのは、
なぜ電話をしてきたかであり、
私が一番伝えたいのは、
電話した理由、つまり、
「キャンセルしたい」ということである。
その前に余分な言葉を並べれば、
1番伝えたいことが、伝わりにくくなるなあ。
1番伝えたいことを、
1番先に、
シンプルに言う。
これが、「伝わる」ために大事なことだなあと、
夫の言葉から学んだ朝でした。
そういえば、
オリンピックの開会式のバッハさんのスピーチ。
長くて、何を言いたいか分からなかった
途中で、ウトウトしちゃって、
目が覚めたら、まだその後も結構続いて、
多くを伝えようとすると、結局何も伝わらないんだなあ
って思ったっけ。
言葉の精選って大事だなあ。
相手に、真っすぐ伝わるように
書いたり話したりできるようになりたいなあ。
おまけ
オリンピックは、
選手達が全力を尽くして戦う姿も素晴らかったけど、
その後のインタビューの言葉も、
感動する言葉がいっぱいだった。
選手ではないけど
橋本聖子さんの言葉にもグッときた。
開会式のスピーチで
「延期という挑戦」という言葉。
「延期という状況」ではなく、
「延期という挑戦」という言葉。
その言葉に、橋本聖子さんの熱意と覚悟を感じた。
「オリンピックを絶対開催するんだ。そして、成功させたい。」
という熱意と覚悟!
ご自身もアスリートとして、
夏も冬もオリンピックに出場しているから、
一瞬の栄光をつかむために
努力に努力を重ねた経験があるから、
オリンピックに向けて頑張ってきた選手たちの努力や思いが、身をもって分かるから
それを無駄にしたくなかったんだろうなあ。
なんとしても開催したい!と、熱意と覚悟をもって頑張られたんだろうなあ。
それが伝わってくる言葉だった。