今日はNゲージ鉄道模型、また何のこっちゃ?ってタイトルかもしれませんが😅、最近導入したDigitraxのDCC機器 DCS52の話です。リバース電源区画で脱線ショートを起こした時にこれまでのDCS50K(D101)とは違う動作を確認できました。色々進化してるな~ と思う次第です。脱線を起こしたオユ10への対応の話も出てきます。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
事の発端はED75 158(KATO 3075-2)牽引、東北本線荷44レ編成を運転中、カマ次位連結の・オユ10 2523が..
矢印=リバース電源区画上で脱線ショートを起こしたんです。(写真は復帰後撮影)
以前リバース区間について書いた記事↓の図に追記したものです。赤と茶色がリバース電源区画、DCCは交流ですが”極性”があって、2階層からNo.19ダブルクロスポイントを渡って2階層へ逆向きに戻っていく場合など極性を切換える必要があり、後述AR1という機器を接続して極性自動切換対応している特殊電源区画です。その赤い線上、No.117ポイント上が脱線発生位置でした。
これまでの機器;DCS50K(D101)では脱線時に何が起こったか?を先に書きますと...
↑動画の現象です。カチカチカチカチ・・・の連呼がショートを解決するまで続きました。(DCS50Kにつなぎ変えて再現しています。あまりやりたくないので手持ち撮影の短時間..😅)
矢印の機器がDigitrax AR1です。上図のNo.19ダブルクロスを渡る瞬間など基板下部のリレーがカチッと1回作動して自動で極性を切換えてくれます。しかし逆極性=ショート電流を検知して切換える構造、なのでショート状態が続くとエライ勢いでカチカチカチカチ・・・延々切換を繰り返す動作をしました。リレーを痛めそうだな~と思いながらどうにもならず、出来るだけ早くショートを解決するしか方法がありませんでした。
DCS50Kが故障した代替にと2か月前に導入したDCS52(写真下)は元々50K 2番機の位置に設置したので、電源区画表の矢印、2番機の区画をそのまま受け持っています。
表の拡大です。Feeder No.10とR、R=リバース電源区画をDCS52が受け持つことになっていました。意図したわけでは無く偶然です。(”PLS”はアンカプラー磁石上下動機構=PecoのPLS135電源を受け持つ意です。)
新機器DCS52接続で今回のリバース区画脱線が起きた時は↑、AR1のカチカチ連呼は起こらず、DCS52のTrack Statusが点滅し”ピピピピッ”とエラー音を発する動作をしました。導入後リバース区間での脱線ショートは初、聞き慣れない音にビックリしました😅。注;↑の動画ではアラーム音が大きく聞こえるかもしれません。
AR1より前にDCS52が動作しエラーを発報する..肝心なリバース切換は大丈夫なの?とNo.19ポイント(写真)を渡らせてみましたがDCS52はエラーを発報せず、AR1がカチッと1回で自動極性切換、正常に動作し列車もそのまま通過しました。
一方オートリバースではないNo.10電源区画でショートが起きた場合は通常通りショート検知器PM42が作動、表に付けた赤いLEDが点灯しました。どうやらDCS52はリバース通過時と、脱線など異常時のショート電流を判別する機能が備わった..ってことなのかな~? 進化してると思います😁。リバース区間にDCS52を接続していなかったら当分気付かなかった とも..😅。なお電源区画表にLEDを付けたのは、見にくい位置にあるPM-42増設品のリレー動作音が小さく、気づかなくなっちゃったためです↓。
その見にくい位置にあるPM42はショートを検知していち早く電源断、車輪が熱を持つのを防ぐ機能です。こちらが先に作動してしまってはリバース運転ができませんから😅、AR1はPM42より低い電流値で作動するように設定しています。なのにNo.10区画ショートの時はPM42が先に作動..DCS52は何か高度な検出機構を持ってるんじゃないかな~ と想像します。
Digitrax DCS52はJump制御や総括制御の進化なども感じますし..DCS50K(D101)やDCS51K(D102)とは全くの別物..イイ機器なんじゃないかな~ と思います。なお、左のdirectionハンドルは赤いアームがドギツイ感じがしたので、故障したDCS50Kのものに交換しています😁。
なお、脱線した・オユ10 2523ですが
最近My流行り?の擬似サスペンション機構化を行いました。これまでの簡易サスペンションよりサスが柔らかくなり、脱線防止にならないかな~?という意図です。”擬似サス”車、エライ勢いで増えています😁。
最後迄ご覧いただきありがとうございました。