今日はNゲージ鉄道模型、KATOの郵便客車オユ10の話です。テールライトの無い古い製品に、最近の製品とは”逆”側を点灯化改造した車両、ちょっと問題があったのでサスペンションと消灯スイッチの見直しを行いました。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

どちらもKATOのオユ10(品番5066)で、非点灯だった古い車両を自己流でテールライト点灯化しています。後の点灯車両は写真左(オユ10 2523)のように貫通扉に窓がある側が点灯ですが、どうせ自前で改造するんだから写真右 オユ10 2553は窓の無い側を点灯させよう..でした。KATO製品とは”逆側点灯”です😁。しかし、この車両は脱線が多めの傾向がありました。

 

 

原因は..恐らく簡易サスペンションが硬すぎる..(汗)、先日気付きましたがKATOのサスペンション機構車には集電板に0.1mmの燐青銅板が使われているのに対し、写真の旧構造車は0.15mmと厚く、矢印2箇所を折り曲げたりハンダ付けしたりでクッションが効きすぎた が原因と考えました。片や右側はサスペンションの要素が全く入っていません😅脱線対策&集電安定化のためウェイトを載せていましたが、あまり効き目は無かったようです。なおこの車両は完全自己流点灯化ですが、上記オユ10 2523の方は床下Assy(点灯仕様、スイッチ付)を入手してアレンジしています↓。

 

 

完全自己流でスイッチが無かったため、テールライトスイッチ機能として矢印の銅板接点を使っていました。写真のように2枚重ねていれば点灯、消灯時は上の1枚を外します。こんな構造だったので...

 

窓からケーブルが見える😅という問題もありました。ということで自己流の簡易サスペンション機構とスイッチ機能を見直します。

 

先ずサスを柔らかくする対応、集電板を奥の0.15mmから手前0.1mm厚へ交換します。サスペンション機構車のものが余っていました。旧0.15mmタイプには燐青銅板がズレ動かないよう突起に挿し込む穴が空いているので、1mmのピンバイスで開けました。

 

写真下が新しいもの、両端を曲げて長さを揃えます。曲げた部分が上から被さる室内表現パーツに当たってサスペンションの役目を果たします。写真上の古いのは0.15mm厚の上に更に0.15mmを曲げたのを付けていましたが、今度は0.1mm厚が1枚だけ、サスペンションがかなり柔らかくなると思います。

 

ちょっと写真がボケちゃいましたが😅、床下機器パーツの窪みにミクロスイッチを仕込みます。切換部を下向きに挿入、ちょっと硬めですが偶然のジャストサイズでした😁。赤いケーブルと銅接点を設けています。

 

上から集電板が乗ってスイッチの銅接点と接触、赤い極細ケーブルは左側のチップLEDにハンダ付けです。スイッチの片側接点を集電板に直接ハンダ付けする手もありましたが、上記のようにジャストサイズなのでハンダ付け位置がちょっとでもズレたらアウト、加工が難しいと考えたので接点方式としました。室内パーツはインシグニアホワイトのスプレーをかけて塗装しました。

 

車体を組むと、矢印のスイッチでテールライトOn/Offが可能、0.1mm厚の銅板に変えたことでサスペンションが柔らかくなり..

 

窓からケーブルが見えることは無くなりました...なんですが、今度は台車に赤い光が漏れている..😅。

 

写真のようにテールレンズを両面テープで貼付け、グラインダーをかけて薄く調整していますが、矢印の部分、台車中心ピンの位置までレンズが伸びている..ここまで要らないんじゃないかな~とカットしました。上側だけカットした所、チップLEDは中心ピンの左側に入るので問題ない筈です。

 

これで台車が赤く光る問題も解決しました😁。

 

早速運転してみます。最初のリンク記事では急行ニセコ号で運転しましたが今度は荷物列車です。'80~'82年頃、オユ10がしんがりの荷物列車って少なかったんですが、急荷2037レの福島~米沢間が該当することが分かりました。隅田川~新庄~荷2047レとなり秋田行の列車ですが福島までは後方に連結される車両アリ、米沢でオユ10切り離しでした。ということで牽引機には板谷峠越えのハイパワーロコEF71 4(KATO 3079-1)が当たります。

 

 

走行Short動画です。このような9両編成だったようですが、ワサフ8000とワキ8000の連結順を間違っちゃった、ワキ-ワサフ-ワキ-ワサフが正です😅。オユ10 2553の方はちょっとライトの光量が控えめな気がしますが...

 

連続ポイント通過など脱線しやすい所も今の所順調に走っています。サスを柔らかくする点では先日の旧客と同じ↓、この先あちこち走らせて効果を確認することになると思います。(少なくとも悪い方向へは行っていない..が下記旧客を運転してみての感触です😁。)

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ  Blog村へ

 

鉄道コム 鉄道.comへ