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今日はNゲージ鉄道模型、KATOのEF15です。KATOナックルのままでしたがウチの機関車標準であるMicro Trainsへ換装、余っているMT-10を有効活用してみるということをやってみました。

 

EF15 176に施工してみました。KATO 3062-2を基本に前面窓のデフロスタ付黒Hゴム化、スノープロウや汽笛カバー取付などをやって高崎2区の”上越仕様”に改造した車両です↓。車番も自分で撮影したナンバーに..金属インレタ表現としています。

 

 

今までは左のEF15 188と同様KATOナックルで運転して来ました。しかし私の経験では勾配区間などで外れやすいので機関車は殆どMicro Trains化しています。施工が難しくやって来なかったEF15にも意を決して施工してみることにしました。

 

連結器の出っ張り方も手前のMicro Trainsの方がリアルになっているかと思います。

 

先日のEF58ナックルカプラー対応車の話↓がヒントになりました。左矢印のナックルカプラー挿し込みピンがあるとどうにもならない、右矢印の突起と共に..

 

 

カットしました😁。使ったのは最近導入した精密彫刻刀です。突起等を落とすのに結構重宝しています。今回は写真下に写る2mm幅のものを使いましたが、1mm幅も導入しています。ここまでは上のリンク記事、EF58 160の時と殆ど同じですが..

 

ゴハチ160号機にはMicro TrainsのNo.1025をアレンジして取り付けましたが、今回は写真上のMT-10を使えないかな~ と考えました。下のショートシャンクMT-7はEF58旧設計タイプに使ってしまい↓、写真は1組だけ残ったものですが..

 

 

ロングシャンクのMT-10はパーツケースに沢山余っているんです。右のカプセルに入れたのがMT-7、残りは殆どMT-10です。(少し別形式のカプラーが混ざっています。)

 

MT-7とMT-10は1983年のKATOカタログに載っている古~い製品、当時はMicro TrainsではなくKadeeカプラーでした。MT-7が電気機関車用、10が一般車両用となっていたのでそのように使っていました。写真右の殿堂入りED75 1022(309-1)の左右に振れるスカートを無理矢理固定しMT-7使用、連結する客車、貨車にはMT-10を使用としていたのでMT-10が大量に余っているんですね。写真は当時の雰囲気を再現したもの、左のTR217台車にMT-10を装着しています。カプラーポケットのある台車マウントタイプにしか使えないカプラーです。今はNo.1025やNo.2004が標準ですが、こうして余っているものを有効に使えないかな~..と考えたので、

 

MT-10のアレンジ取付にトライしてみました。写真は白いプラ板を貼った所です。2mmのプラ角棒から切り出したものを瞬間接着剤貼付けです。斜めにカットしたのは連結器の振れ幅を稼ぐためです。

 

そのままMT-10を付けるとまた連結器が出っ張りまくりますが😅、貼ったプラ板に連結器本体の横棒が当たるようになる..2mm分連結器を奥に取り付けた形になります。MT-7と10は組み立てが難しいのは昔からですが..何とかこなしました。下に写るカプラー押さえ、スノープロウ、先車輪を取り付ければ終了です。

しかしプラ板を瞬間接着剤貼付けというのは気になります。プライマーを使ったもののカプラーポケット部の材質は接着性の悪いPOMでしょうし、牽引時の荷重がもろにかかる位置ですから..

 

そこで、片側だけ換装してテスト走行をやってみました。写真手前側はまだKATOナックルのまま、連結面側をMT-10化した状態での運転です。牽引するのは先日ワムハチをリニューアルした東北本線5261/5260編成↓です。JR化後の編成なのでEF15に似合わないのですが😅、最重量級の編成ですし留置線に引き上げずにホームに停まっていたのでテストに使いました。

 

 

現車32両編成を単機で牽引 と負荷をかけてみましたが接着プラ板が外れちゃうなどの不具合無く牽引できています。そもそもED75が重連牽引しているロング編成を牽引して坂上がれるの?なんですが大丈夫です。EF15は古豪電機ですが、模型は6軸駆動の4輪トラクションタイヤ..パワーはあります。2連接車体のEH500を除けば最もパワーのある機関車なんじゃないかな~(笑)。

 

リバース線(上がって下がっての勾配区間)を通って方転運転したり色々やりましたが大丈夫のようなので、EF15 176の両側をMT-10化して長期テストをしてみたいと思います。問題なければもう1両のEF15など、KATOナックルで残る旧型電機へ拡大して行きます。

 

なお、最初はマグネマティックの連結器解放ピンを付けていましたが、写真のように真下のスノープロウを回避するのが難しく、写真のようにだいぶ線路から上の位置になっちゃいます。これだと磁力は効かないのでひとまず根元でカット、ピン無しとしました。ピンの余りパーツは沢山あるのでまだ工夫の余地はあるでしょう😁。

 

MT-10アレンジ作戦、今後も問題なく走ってくれるといいんだけどな~😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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