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今日はNゲージ鉄道模型、マイクロエースの現金輸送車マニ30の話です。荷物列車に併結するので話には出て来ていますが、車両を弄るのは約2年ぶりになります。また”ミイラ化”とか変な作戦名(記事中盤に記載)が出て来ます(笑)。

 

きっかけはYouTube動画Vol.69の撮影で気づいたこと、写真のマニ30 2008、これまで編成中間に入っていましたが動画撮影時に組み換えて最後尾で運転しました。

 

そのYouTube動画↑ 9:45位~並走しています。上を走るマニ30の片側テールライトの照度が低く”片目”に見えるし、走行中点いたり消えたりの酷い有様😅、これを改善せねば.. から始まっています。(大きい画面じゃないと分かりにくいかも知れません。)上の写真は対応後の姿、尾灯が暗めになっちゃいました..

 

手を加える前、確かに左側のテールライトが暗いです。

 

製品はマイクロエースのA1555で2両在籍です。

 

マニ30は日銀の紙幣を全国各地へ輸送するため運用されました。併結されるのは急行列車→荷物列車→貨物列車 と変化して行き2003年まで活躍しましたが、荷物が現金だけに運用はマル秘、マニ30という車両自体の紹介も現役時代はタブーだったそうです。極端に窓の少ない車両、私は偶然1度荷物列車に連結されているのを撮影していて、”あの窓の少ないのは何だ~??”と思っていました。2年前の以下記事にその実車写真を載せています↓。現役終了後に段々車両の詳細が分かって来て模型、書籍など発売されるようになりました。偶然の撮影で怪しさ満載、興味を持った車両だったので模型導入、荷物列車併結で運転しています。

 

 

話を本題に戻しますと..

片側尾灯が暗かったのはライトレンズを折ってしまっていたため、折れたのは矢印の所に刺さっています😁。中央のライトレンズカバー?がボディーを外す時に引っかかり易く、前後両側とも折ってしまっていました。

 

右側のライト基板が製品のものですが、左のようにLEDの取付位置を奥(右側)へずらし、床下端に光ファイバーをV字にセットして補修しました。ライトレンズは先っぽだけカットしてはめ込んでいます。1枚目のように左右の照度は合ったもののちょっと暗めなので、LEDを高輝度型に交換するかも知れません。(今手持ちパーツがない..😅)基板の取付を調整してチラつきも無くせました。

 

さて、ここからがミイラ化作戦の話です。

上記のような補修作業をやっていると、銀色の靴摺り表現がどんどん剥げて来るんです😅。エナメルの銀挿しをしたり靴摺りインレタを入れたりで何度も補修して来ましたが結局すぐに剥げちゃいます。マイクロエースは表記、色入れがしっかりしている所は好感なんですが、剥がれやすい傾向があるようです。特にマニ30の靴摺りは車体から出っ張っている為あちこちに触れやすく、劣化が顕著でした。

 

何度やっても同じなので、銀色を入れたい靴摺り部を残してマスキングテープグルグル巻きにしてスプレー塗装にトライしよう と考えました。さながら包帯グルグル巻きでミイラみたいなので

”ミイラ化作戦”です😁。

 

実はミイラはもう1体作りました。マイクロエースのA1555は希少品のようで、オークション等かなりインフレのようです。なかなか手に入らないのにいきなりやって失敗するとショックデカいので余っている別のボディーでテストしてみることにしました。

 

テストに使ったのはTOMIXのマニ50です。KATOに交代、廃車になって余っていました。マニ50は靴摺りが銀(ステンレス)だった訳では無いんですが、同じ荷物車で形状が似ているので選びました。上手く行きそう..を確認してミイラ化マニ30に塗装を行いました😁。

 

しっかりと靴摺り表現を入れられた思います。マニ50の方で確認しましたが塗装の乗りも良くなっているみたい..剥がれ難くなる 期待が持てます。ミイラ化作戦は手間かかりますが、他にも使えそう..😁。

 

もうちょっと弄ります。A1555製品のデッキ側は貨物列車併結時代の姿と思われ、幌が無く配管が表現(これ何?)されています。所属表記もJR貨物時代の”東タミ”でした。しかし私の所は国鉄時代の荷物列車併結前提なので..

 

配管表現を外し幌を付けました。元に戻せるよう両面テープ固定、屋根に配管固定用の小穴が残りますが、変に埋めない方がいいだろうとそのままです。

 

所属表記も”南トメ”をインレタで入れ、車体全体にクリアー塗装をかけました。奥に写るもう1両 改番したマニ30 2012は”北スミ”車、幌枠も同じように付けています。2012も靴摺りが剥げてきたらミイラ化作戦やろうと思います😁。なお、マニ30の台車もKATO50系のTR230換装車、集電方式もKATOタイプに改造しています。

 

デッキの無い側はノッペラボウ..(笑)。2両体制で荷物列車への併結運転を楽しみたいと思います。

 

余談ですが青いマニ30は2次車、2007~2012の6両が作られましたが、マイクロエースの製品は上から3枚目の”暖地形”表記、”寒地形”と作り分けられていたのかな??同じく3枚目の書籍”現金輸送車物語”の記述からは6両共同じ仕様に思えますが...

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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