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今日はNゲージ鉄道模型、KATOの車間短縮ナックルカプラーです。ボギー貨車用なんですが2軸貨車に付けられないかな? とテストしてみることにしました。

 

これまで2軸貨車にはKATOカプラーN(KATO 11-702)をメインに使って来ましたが、写真のように車間が大きく開きます。製品のアーノルドカプラーよりはだいぶ詰まっていると思いますが...

 

発売が予告されている28-259 2軸貨車ナックルカプラーセット相当品(予想)も持っています。ピン付きのマグネマティック仕様をだいぶ前に試験導入したんだと思います。形状はリアルになりますが、車間距離という意味ではKATOカプラーNとあまり変わりません。

 

客車などはMicro Trainsカプラー化により車間を詰められるケースが多いのですが、2軸貨車はMT-10(11-711)を製品のカプラーポケットに付ける仕様、ちっとも車間が詰まらないんです。ワムハチのリニューアル品発売を前に

何とか車間を詰められないかな?

 

先日KATOホビセンへ行った際、沢山並んでた車間短縮ナックルを買って来ました。最近再販されたんですよね。ボギー貨車用、2軸貨車用の製品は今の所無いようです。

4セット40両分の購入は最初から2軸貨車への応用を考えていた訳ではなく、

実は買い過ぎたんです。

ボギー貨車で未施工車両はこんなに残っていませんでした。余っちゃうので懸案だった2軸貨車へのアレンジをやってみよう が正直なところ..でした😅。

 

さてどうやって2軸貨車にアレンジしよう?です。先ずカプラーポケットを外します。矢印の車軸側に穴が空いています。この穴は何??

 

プラ板を瞬間接着剤で接着、穴に蓋をしました。この後マジックで黒塗りを入れています。

 

プラ板の蓋をしたのはスプリングをしっかり効かすため、写真は一例、先日のワサフ8000をMicro Trainsカプラー化した時のものですが、多くの車両でアーノルドカプラーポケットを切断して施工するので矢印のスプリングが沢山余っています。これを使います。

 

写真のように車間短縮ナックルとスプリングをセットし、車体に取り付ければOKです。蓋をしなくてもスプリングが飛び出すことは無いのですが、いくらか穴からはみ出す分バネの効きが悪くなるのが嫌だったので、ひと手間かけてプラ板接着しました。

 

車間短縮ナックル化後、写真のように

かなり車間が詰まってリアルになります。

 

ED75 727(KATO 3075-3)牽引、国鉄時代の貨物列車編成の前の方に車間短縮ナックル化車を連結してテスト走行します。

 

写真右のタキ9900など、ボギー貨車はMicro Trains化している車両が多いです(この車両からも上述のスプリングが余った筈..笑)が、左ワムハチの車間短縮と連結は可能です。こんなのも走行テストしてみます。

 

トラ45000やトキ25000(ボギー貨車)にも施工、編成中10両程にテスト施工しました。ここまでは何とかなりそうな気はしていたのですが、問題は車間が詰まってもしっかり走ってくれるか?です。

 

心配していたのは下り坂の急カーブです。後の貨車からの”押圧”がかかる中、車体同士が接触して脱線したりしないかな?でした。スプリングを入れたのは押圧がかかってもバネがしっかり踏ん張って車間を保って欲しかったからです。

 

上の写真の坂(27‰)を下りきってすぐ、R315mmの急カーブがあります。写真はそのカーブにかかった所、後方の貨車はまだ坂の途中です。ここが一番厳しかろうと思っていましたが、写真のようにカツカツ接触せずに通過するようです。他あちこち走行させていますが脱線など不具合なし、2軸貨車のリアル車間作戦、ひとまず順調のようです😁。

レイアウトの勾配やカーブの最小半径など条件によって異なると思いますので、もしやってみよう という方がおられましたら自己責任でお願いします。

 

走行テストを続けつつ、拡大して行こうかなと思います。ワム80000新製品のカプラーポケットが同じ形状という前提ですが、製品説明には11-702も11-711もオプションとして挙がっているので構造は同じと予想、蓋つきのカプラーポケットごと新製品に移植すればいいやと思っています。構造が違ったら目も当てられませんが..😅。

結局2軸貨車必要分を更に追加購入になりそう です(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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