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今日はNゲージ鉄道模型、脱線が起こり易く、色々苦労していた箇所、ポイントの配置を変えたことでどうやら解決できそうです。
どうしたかというと..複線片渡りポイントとダブルクロスポイントの配置が左右逆になりました。基本4階層から下って来る列車が複線片渡りを通過するようになります。
今までは、4階層へと上がって行く列車が写真奥の複線片渡りを通過していました。ここで写真の201系ミツ第9編成(KATO 10-371、437~441等)の脱線が多く、走行抵抗低減など色々対策を打って来ましたが、線形上の根本対策は無いもんかな~ と以下記事↓の最後に書いていました。
ポイント左右入れ替えにより、問題だった201系は下り坂も
上り坂も全く問題無し・・・
機関車牽引列車 ED62 3(KATO 3084)+ED62 4(TOMIX 9115)重連飯田線貨物列車も..
381系”しなの”(KATO 10-876)まで脱線しなくなりました。KATO独自の振子機能で車体が傾くのは実感的ですが、脱線しまくりだったのでこの位置を通らずに上がれる留置線に変更したという経緯があります↓。
何でこうしたか?というと...
走行抵抗の大きかった201系ミツ9編成の動力台車で特に脱線が頻発していたのは何でだろう?? 写真は201系の動力台車ですが、例えば右方向へ進む時、矢印のトラクションタイヤが上り坂で踏ん張ると、青矢印のような捻れの力がかかると考えられます。この状態で元々脱線しやすい複線片渡りに差し掛かると乗り上げて脱線するんじゃないかな?。
ならば上り坂に信頼性の高いダブルクロスを配し、踏ん張り負荷の小さい下り坂に複線片渡りを持って来ればいいんじゃないかな?と考えました。
結果は大当たり みたい..😁。
テストを開始して約2週間、写真の455/457系(KATO 10-1154,1155)や上記掲載車両の他にも4階層留置の車両を行き来させていますが、脱線は皆無 です。
上記の予想で合ってたかな?😁
稀に動画撮影などで本線の片側、写真左のような車止めを置いて閉鎖し、単線運転をやる時は逆走状態、写真下側から複線片渡りに進入することになりますが、これもいい成績を収めています。写真のキハ181系”おき”(KATO 10-836)など、順調に通過して行きます。
外側のカーブ(青矢印)に対し、インカーブは緑矢印、手前で終わるので、ポイントまでより長い直線(約108mm)を挟めるのも逆走の場合の好条件と思います。カント付きのカーブ線路から遠い方が上り勾配が緩み、かつ車両が傾かずに進入できるでしょうから。
手前も複線片渡りより62mm長いダブルクロスも付けられ信頼性は向上すると思うんですが、黄色い点線、本線から車止めに突っ込んで終わり という線形は普通無いでしょうし、新幹線など高速運転時にポイントを切換え間違うとアブナイ 車止めにドカン!になっちゃう😅というのもあるので複線片渡りで行きます。
これなら写真背後のトンネルを作り直さなくても良かったじゃん という話もあるんですが..😅。カメラ搭載車が壁に擦るのを抑える目的もあったのでいいか..😁。なお、線形は変わったけど、殆ど既存の山表現を使えました。先日の583系動画でも写っていましたが、トンネルの塗装も終了しています。
トンネルの内側はグレーの水性スプレー塗料を買って塗装しました。一部は写真の塗装前、手塗りで塗っていたものも再利用、重ね塗装でもまずまず綺麗に出来たと思います。刺激の少ない水性塗料はいいかも、アトピーの悪化もありませんでした。
さて、今回の線形変更で複線片渡りは右から左になりました。しかし手持ちの予備がありませんでした。そこで写真のED75 115が通過する去年増設したものを使ってテスト..
一時的にポイントを撤去、直線になっています。購入をかけているので到着したらDCCデコーダを移植し、ポイントを戻そうと思います。
こうしてポイントの左右を入れ替えることで、脱線の多かった381系まで上下難なく通過できるようになった..紆余曲折はありましたが結構大きな効果と思います。
DCCは高電圧故、ショート検知機が付いていても車輪が溶ける とかいう事態も起こり得るので極力脱線ショートは減らしたい ですから...。
この付近を何とかしようとあれこれテストしているうちに201系の動力台車を溶かしちゃいましたしね↓。この手に早く気付いていればな~、台車を溶かさなかったかも😅。