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今日はED75機番シリーズNo.136の1回目、756号機です。撮影数は多い方ではありませんでしたが、濃い~撮影をしていた機番なので、2回に分ける予定です。前半はネガから起こした客レ写真が主になります。
ED75 756[秋] 1972年落成[東芝]
国鉄時代は秋田で活躍し、民営化でJR東日本へ継承されます。
最初の撮影はJR化後約1年、14系客車を牽引して行きます。急行”津軽”です。私の知る頃の東北夜行急行と言えば”八甲田”と”津軽”、前者は沢山撮影しているのですが、早々に583系化されたので客車”津軽”は非常に少ないんです。定期列車では唯一の撮影だったかも知れません。夜行急行にしては陽が高い感じですが、それもその筈、12時頃の通過でした。前夜に上野を発車した列車が終着青森に着くのは昼過ぎだったんですね。
1988/08 奥羽本線(特記以外以下同様) 大釈迦-鶴ヶ坂 401レ
50系普通客車列車を牽引、夕刻で露出が足らず流していました。756号機は側面サッシ窓化、この時は碍子も緑になっていました。
1992/12 鶴ヶ坂-大釈迦 638レ
秋色に染まり始めた”白陣”にて、朝の客レを牽引して行きます。再び碍子は白に戻っていました。
1993/10 白沢-陣場 1629レ
まだまだ白帯車が中心の24系寝台特急”あけぼの”を牽引です。ナナゴーにとって花形の特急運用だったのですが、ヘッドマークの色褪せ方が...
1993/10 大釈迦-鶴ヶ坂 1001レ
1か月経たずに再び行った鶴ヶ坂 またもあけぼの牽引は756号機でした。今度は綺麗なヘッドマークでした。
1993/11 大釈迦-鶴ヶ坂 1001レ
奥羽本線の客レ末期だったので鶴ヶ坂には通い詰めていましたが、この日が廃止直前の最後の撮影でした。すべり込みで756号機+12系2000番台の普通客車列車も記録できていました。この日は”冬型”が強く、遠方が何か白っぽくなって来た と思ったらドワーっと雪降って暫くで止むの繰り返し、この時も雪が舞っていたと思います。
1993/11 鶴ヶ坂-大釈迦 630レ
同日の撮影です。午後になってようやく着雪して来た程度、ムチャクチャ寒かったけど写真的にはあまり寒そうに見えない風景でした😅。所定12系の所50系でやって来たと思います。普通客車列車廃止数日前でしたから、変運用がかかったでしょうか?
1993/11 大釈迦-鶴ヶ坂 631レ
756号機は奥羽本線の客レ廃止とほぼ同時に[青];青森東運転区へ転属し、活躍を続けます。東北本線でもその姿を見れるようになりました。12系2000番台7連、東北本線では最大両数だった客レを牽引して行きます。
1994/11 東北本線 花巻空港-花巻 1530レ
こちらは50系ですが同じく7連、長い客レを牽引している姿が多かったです。木々は色づき線路の砂利は霜で白くなってる..今頃の季節、朝の撮影でした。
1994/11 東北本線 石鳥谷-日詰 1525レ
磐西の50系客レを牽引する姿も見られました。右上の会津磐梯山は雲の向こうに沈没でしたが、雪煙と、山の中腹 スキー場の灯りが印象的でした。カバー画像に使ったのは同時に撮影した別ポジです。
1995/02 磐越西線 更科(信)-磐梯町 1221レ
23.6‰の峠道を上がって来ます。50系4両はナナゴーにとっては楽々の登坂だったでしょう。[青]へ転属から2年経っていましたが秋田車仕様;東北本線上り方もKE77開放栓ケーブル装着、エアホースフル装備 の姿のまま走っていました。
1995/12 東北本線 小繋付近 532レ
前半はここまでです。普通客レは終わりを迎え、後半は列車のバリエーションが多くなると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。