こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、24系豪華寝台車”夢空間”の編成端食堂車 オシ25 901の話です。室内やランプシェードの光り方が気になり、一工夫加えてみました。

 

写真は弄った後の姿です。夢空間車はTOMIXの92792、他TOMIXとKATOのハネ車が混ざった11両編成をKATO ED75 757(3075-3改造、改番車)が牽引しています。

夢空間はJR東日本が次世代の寝台車のあり方を模索するためとして1989年に新製された3両、唯一JRになってからの24系新製車です。試作的要素が強かったのか、各車”901”の車番が付与されましたが、残念ながら量産車が誕生することはありませんでした。

 

弄る前の姿、写真右の食堂車オシ25は2年ほど前に自作室内灯化、特大サイズの窓から室内灯が違和感なく見える(=導光板が見えない)ようにと工夫して、この時は満足していました。(以下リンク記事↓)が、今見ると..室内が煌々と光り、黄色いなー という印象でした。

 

 

白色プラの天井板(写真下)に黄色いセロテープを貼って室内を表現していましたし、テープLEDとブリッジダイオードの間に入れた抵抗は1kΩ、かなり明るい設定でした。

 

そこで抵抗を4.7kΩへと交換して減光し、黄色いセロテープの代わりにオレンジ色のマジックで色入れしました。

 

室内の雰囲気は落ち着いた感じになりましたが、なお何か違和感..それはランプシェードの光り方です。光り方にムラがあり、左へ行くほど光量が足らず軸だけ光って見えます。また、ランプシェードが白色光って何かおかしくない??

 

そこでライトユニットまでバラシてみました。右下のライトユニットに白色LEDが3発、中央の1発は座席パーツ下に付いた導光板を通してテールライト、テールサインを照らします。

一方上下2発は、透明なので見えにくいのですが緑矢印の導光板を通し、青矢印のランプシェードを光らせる という構造でした。右端から照らすので左へ行くほど光量が落ちる、またLEDが白色だから白く光ります。

なお、TOMIXの集電法(台車スプリング)はDCCでの運転には向かないので、TR217台車はKATOのものに交換、床下に燐青銅版を貼って集電法を改造しています。

 

実車の写真です。手前側と奥で見え方が全然違う..外の光線状態によるので微妙なのですが、少なくとも模型のランプシェード白色光はおかしいですよねー。

写真は団臨運用を撮影していたようです。

2005/09 郡山駅 9011レ

 

そこで、ランプシェードの照らし方を工夫しました。先ず写真上から下へ、パーツ下側を薄くします。この後上のパーツも同じように薄くしました。

 

ライト基板の方は上下2つのLEDを取り払い、極細の電球色テープLEDを配線します。下から直接照らしてやろう という作戦です。基板に赤黒のリード線をハンダ付けした左側、チップ抵抗も560Ωから2kΩへ、写真の状態では4.7kΩを付けていましたが、暗すぎたので2kΩに取り換えました。この辺はトライアンドエラーです。

 

写真のようにテープLEDを仕込みます。ランプシェードパーツを薄くしたのはテープLEDを入れる隙間を作るため、写真上の裏蓋がはまる様にしてやる必要がありました。

 

一部を除き、たまたまランプシェードとテープLEDのピッチが合ったため可能だった作戦、存在感が増したと思います。軸は光ってもらわなくてもいいので色を入れようか?とも思いましたが、すごくぶっ太く見えるような気がするのと光漏れが気になりそうだったので今の所施工していません。

 

走行Short動画です。オシ25 901は最後尾、Beforeが無いので比べられませんが、だいぶ落ち着いた感じになったかと思います。

 

 

去年の9月に弄った時の写真、このアングルではランプシェードの存在感はほぼありませんでしたが..

 

ほんのり光っているのが分かる様になりました。写真で雰囲気をお伝えするのは難しいですが..もうちょっと明るくても良かったかなー..😅。

なお、去年9月の記事↓では、実車写真なども出て来ます。

 

 

この編成、他の所を弄るつもりで出して来たのですが、オシ25が気になっちゃったので先行で手を加えていました(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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