こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、KATOのE4系新幹線Max 8両をオークションで落札しました。

ジャンク品扱いとのことだったので、先ずDCC化し、走行系の整備、試運転までやりました。

発売から10年以上経っていますが、車両構造などよく出来てるなー、と興味深かったです。

 

オール2階建新幹線の2代目E4系は引退が迫っており、模型では上越新幹線塗装の方が主流になっているかと思いますが、私は東北新幹線時代の旧塗装が馴染みですので、以前からKATOの10-292,293を狙っていました。

旧塗装車のオークションでも結構な値段が付く昨今ですが、その中では安く落札できたと思います。ジャンク扱いだけれどしっかりしてそうと見た...勘です(笑)。

写真はDCC化を終えて早速試運転の姿です。

 

ED75の撮影に東北へ通ってた頃、何度となく乗車したMaxやまびこ 時期によっては”This is the MAX Yamabiko SuperExpress bound for○○..”の車内アナウンスを毎週のように聞いていたので、模型で運転を楽しみたいな と思う様になりました。

車体の大きさ、収容定員数に加え ロゴも東北新幹線時代の最大サイズであってこそ”Max”かなー が私のイメージです。落札品の車体は非常に綺麗でした。”Max”のドデカロゴ印刷もいい感じです。以下リンクは東北新幹線時代の実車写真記事です。

 

 

JR東日本、東北新幹線車両ばかり3本になりました。E6系こまちE5系はやぶさE4系Maxやまびこ... って感じ?(笑)。

KATOのE4系製品は2007年頃の発売ではないかと思いますが、私が新幹線車両に手を出したのは今年に入ってから、E4系を手に取るのは勿論初で、構造などすごく新鮮に思えました。

以下構造とDCC化の話を書いてみたいと思います。

 

先ず5号車のE429です。動力車ながら1階の座席まで作り込まれていて室内シースルー、どんな構造になっているんだろう?は入手前から興味がありました。

 

なるほど、こう来ましたかー。右側の片台車駆動です。ゴムタイヤが2つ付いています。左のトレーラー台車も集電には寄与しています。動台車のはめ込みがおかしく左右の振れに抵抗があったのと、ギヤ部にオイル?がベッタリ付いていたのでそれぞれ整備、改善しました。

 

ボディーを外してみると、左にモーター搭載、1階の座席パーツとほぼ同じ高さに矢印のシャフトを配し、右側の動台車に動力を伝える構造です。右側には大きなダイギャストの塊が乗り、左右の重量バランスを取っているものと思われます。窓の無い車端部スペースを上手く利用して1階客室シースルーを実現しているんですね。いや、よく考えられていると思います。

DCCフレンドリーですが、通常床下から基板を挿し込むところ、異例のモーター上に載せる構造です。写真はEM-13基板を装着し、DCC化したところです。

 

最初は集電が悪くギクシャクでしたが、整備の結果滑らかに動くようになりました。しかしなおダブルクロスの通過時に集電不良で瞬停が起こる傾向がありました。そこでゴムタイヤを2つから1つに減らしてテスト運転しています。坂さえ上がれれば集電が向上する筈です。写真矢印、パーツが無いのでキハ181系の黒車輪で代用テストしていますが、坂も上がれて瞬停も無くなりで、良好みたい。まだ室内灯の重量増があるので、装備後の走行を確認して銀車輪パーツを調達したいと思います。なお、オークション入手につき、製品状態からゴムタイヤ2輪だったかのかは確認できていません。

 

続いて先頭車のDCC化です。最近よくやっているFL-12 DCC基板を最初からライト基板にハンダ付けです。ライトのLEDは古い設計ということで?砲弾型が付いていました。

 

ハンダ付けした基板を車両に戻しますが、その前にLEDを手持ちの高輝度のものに変えています。下は角型になっていますし、上のLEDは赤みが無くなっています。

 

左が製品LEDの状態、右が高輝度化後です。正直相当暗かったのが煌々と光るようになりました。10-1427MaxときもAssy表を見ると同一構造に見えますが、ライト輝度は上がっているのかな??また、左はカプラーを出していますが、オープンノーズカプラー、実車同様カバーが左右に開いて収納される構造なんですね。E2,E3系で初採用だったみたい、KATO50周年記念誌で触れられていました。

 

オープンノーズカプラーも初、これもよく考えられていると思います。先に入手のE5,E6系はカバーがカポッと取れる構造、オープンノーズは省略されたんですね。

 

尾灯はBeforeを撮影しませんでしたがLED換装後です。こちらは高輝度化だけでは明るすぎたので、ライト基板に付いていた560Ωのチップ抵抗を4.7kΩに交換して、光量調整を行いました。この辺はトライアンドエラーです。

 

DCC化を終えて試運転、今の所順調です。既に換算240km/h運転をやっていますが、動画は室内灯を付けてから と思います。

もう10年以上前の設計と思われますが、オープンノーズカプラーに、動力構造の工夫による1階客室シースルー化、後者は50周年記念誌では触れられていないようですが、非常に良く考えられていると思いました。KATOさん入魂の1作だったのでは?興味深く構造を拝見しつつ、DCC化を行いました。

 

この後室内灯装備が残っています。全車ダブルデッカーなので色々と難しそう...

こうなると2編成併結の16連運転もやりたくなります😅。

試運転まででこんなに書くことがあった...(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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