こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型、TOMIXのED75 1034(品番2115 1000番台後期型)のメンテを行いました。また記事を書いている最中、運転中の1027号機(同じく品番2115)が突然動かなくなり、立往生しています(泣)。
先ず1034号機の話から。通常KATOの20系客車11連を牽引しています。先日1両増結の12連でEF58 48牽引急行”銀河”を運転しましたが、その前に..
ここ、1階層の留置線からED75 1034牽引で駅ホーム部へ上げ、EF58へ交代という事になります。なのでEF58と同時にED75でも運転 となるのがまー普通の流れです。
ところが、20系11連を持って本線の15‰ほどの坂を上がれなかったんです。スリップですからトラクションタイヤが劣化したのでしょう。TOMIXのED75では、20系11連で牽引定数一杯なので劣化するとすぐ上がれなくなります。
早速メンテ開始、トラクションタイヤの交換です。ちょっと掃除などもして作業終了の筈だったんですが、何かがおかしい...
矢印部、スプリングが凹んでいます。熱を持って脇のプラが溶け、融着していました。右端、もう片方の台車もちょっと怪しい感じ...DCC運転において台車にスプリングが入る構造の車両はこれがあるんですよねー。
集電不良は起こっていませんでしたが、このまま放っておいていい事無いと思うので対処します。先ず融着したスプリングを外します。くっ付いていたので外す際に延びちゃいます。
融着部にグラインダーを当てて整形し
手持ちのスプリングパーツをはめ込んで修復完了です。DCCでは常に12V超の交流電圧がかかっているので、細い銅線のスプリングが熱を持ち、ジワジワ溶けて来るようです。
あくまでDCC運転上の事情ですが、これがあるので私は滅多にTOMIX車両に手を出しません。客車や電車などは全てKATOのような板バネ集電式に改造して走行していますが、電動車の改造は難しいでしょう。TNOSという独自路線でDCC運転を考慮していないでしょうから、仕方のないところなんですけどね。
ともあれトラクションタイヤも交換して20系12連でも坂を上がれるようになりました。
ED75で言えば1000番台後期型とヒサシ付き0番台はTOMIXにしか設定が無いのでもう暫く頑張ってもらうつもりです。私個人はDCC対応のしやすさに加え、作り、耐久性、牽引力全てKATOの方が上と考えていますので発売があれば取換えます。
ジワジワと溶けるとはいえ、この車両はもう10年走っています。TOMIXは車種も多いし、電動車はトレーラー程酷く溶けないし、この程度のメンテでこれだけ長い期間走れればもう少し導入してもいいじゃん という考え方もあります。
が、、
そんなことを考えていた矢先、増結して18両としたコンテナ貨物を牽引走行していたTOMIX ED75 重連の前ソ1027号機が突然止まり、現在写真の本線上で立往生しています。次位の76号機は走行できるようです。線路通電確認のためライトを点けました。
76号機に押されると1027号機もチカッとライトが点く瞬間がありますが、止まったままですから集電不良ではなさそうです。
これから調べますが、何かしらの接触不良か、あるいはモーターが逝った可能性があります。
やれやれ、これから調べなきゃ。
82号機モーター故障の時もそうだったんですが、”10年走ってるんだから導入してもいいかも..”とか私には珍しくTOMIXに肯定的なことを書くと、不思議と直後に不具合を起こすんですよねー😅。
最後までご覧いただきありがとうございました。