こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、14系お座敷客車”ゆとり”の整備が終わりました。改造によるDetail Upの要素も入っています。作業内容の割には意外とすんなり進みました。後ろの方に走行Short動画も出て来ます。

 

最後尾 スロフ14 701です。実車の話と外観を中心とした整備内容については(1)記事に書きました。今回は弄っていませんが、ジャンパ栓はKATOオハネフ24用パーツ(Z05-0447)の切り貼り、エアホースは銀河モデルN-105を2本配して表現しています。

私の所では唯一のジョイフルトレイン、もう何編成か欲しいところなのですが、オリエントサルーンやふれあいみちのくなど、馴染みの車両は製品が無かったり品薄だったり...です。

 

まず走行系を弄ります。KATOサスペンション機構を持たない旧設計品、前回整備から日が経って走行中チラつきが多くなっていたので。集電銅板を床に貼った両面テープで接着(貼り直し)、更に左側、銅板の両端をハの字に折り曲げたものを接着しています。ハの字先端が床下パーツの裏に当たる様にし、弾力を効かせることで”疑似サスペンション機構”を作ってしまおうという魂胆です。以前は車両内側だけプラ板を挟んでいましたが今回はこうしてみました。右側にも付けたいところなのですが、室内灯の集電銅板が入らなくなってしまうので左側のみです。古い設計の車両を安定走行させる工夫ですが、上手く行くかな?

 

先頭車スロフ14です。テールマーク、尾灯用のLEDの足、1本は写真下側の集電銅板に接触、もう1本はまっすぐ伸びてウェイト板に接触しています。そして矢印部分は、ウェイト板と上側の集電銅板を繋ぐ形で抵抗が入っています。ウェイトを銅線代わりに使ってる..ゆとり以外見たこと無い構造です。チップLEDなど無い頃、厚さの無い車端部にテールマークと尾灯を点灯させるための工夫だった?こういうの好きなんですよねー(笑)。

私は抵抗と直列接続でダイオードを追加しています。抵抗と一緒に穴に入りました。DCCでは常に交流電圧がかかるのでLED保護、負電圧がかかるのを抑えるためです。LED関連の構造は弄り様に無いですが、上記中間車と同じ対策を施すことは出来ました。写真は左側に”ハの字”銅板を入れる前の撮影です。

 

ここからは”整備”というより”改造”になります。製品は台車マウントのKATOカプラーで、そのまま使っていましたが...

 

写真下から上へ..台車マウントをバッサリカットし、KATOのボディーマウント化です。カプラーは固定爪などを切り落として瞬間接着剤使用です。床下セットのAssyを購入するとカプラーが付いていたり...両数分のパーツ在庫はありました。

 

更に循環式処理装置パーツを取り付けます。TOMIXの24系客車に付いていたものかな?パーツとして買った分も入っているかもしれません。必要なのは4か所分です。

 

KATOボディーマウントと干渉しないように上方は切断、内側はグラインダーをかけて整形した上で、また瞬間接着剤です。使いまくりですが、実績あって手っ取り早いので...(笑)。

 

古い車両ですが、新設計車両で近づけるDetail Upです。スロフ(右)の方にも箱など貼り付けてみようかな。また愛称表示の下、トイレ側の明かり取り窓は白くしました。最近自作インクジェット印刷シールでサボ類を作ったりをよくやっていますが、そのシールの余白、真っ白部分をサイズを合わせて切り出して貼っています。

 

反対側(多分洗面所側?乗ったことが無いので分かりません)は透明窓のままだったようです。実車写真をネットで調べてこうしました。

 

これで整備終了、TOMIXのED75 1039(2115 1000番台後期型)牽引で早速走ってもらいました。

 

走行Short動画その1 室内灯チラつきは収まっているみたい。

 

Short動画その2 前回書いた室内灯天井のフラット感を出そうと下から煽りアングルです。

 

今の所いい感じで走っています。走行を楽しみたいと思います。

だいぶ前に書きましたが、種車の14系座席車はリニューアル品が発売され、殆ど置換えになりました。置換え殿堂入りした車両とほぼ同じ構造なのが今回の”ゆとり”なんです。

ジョイフルトレインって多くは過去帳入りの車両、種類は多かったけど基本1編成のみの改造、地域性も強いのでこの先発売は新規、リニューアルともあまり期待できないんだろうな、と。なので古い車両を弄って、外観も走行安定も新設計車並みを目指してみました。長期的にチラつかなくなるといいんだけどな。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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