こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型 湘南色113系編成の中でひときわ目立つステンレスグリーン車、サロ124の話です。
KATOの113系(10-1586~1588)は新規入線で整備し、うち1両(4両目)を置き換える形でサロ212(TOMIX 2305)を色々弄ってサロ124に仕立てて連結していました。
しかし天井裏に自作室内灯を入れただけでは2階構造部の1階が暗いなー と。
何とかしやしょう とバラシて行きます。写真下、2回の座席パーツにポッカリ穴が空いていて、ここから天井裏に仕込んだ室内灯の光りが入る構造でした。これでは2階より暗くなります。
KATOの285系サンライズと同様、床に穴がポッカリ っていうのもどうも...
そこで1階を照らすための極細テープLEDを入手し、仕込むことにしました。5cmの短いものです。TOMIX純正室内灯のバネが入る丸穴の縁は干渉するので削りました。一番下に写る1階天井板はオレンジ系の色を入れました。後述しますが何か色調が合わなかったので。
組み立てるとこんな感じです。2階の床にぽっかり空いた穴は塞いで、その下に極細テープLEDを配し、左側にリード線を伸ばし、抵抗、ブリッジダイオードを付けて集電しています。サンライズ285系個室A寝台の床に大穴..に通ずるものがあります(笑)。抵抗は出来るだけ目立たないように小さいチップ式のものを使いました。天井裏室内灯はボディー側に設置、一方1階の室内灯は床下パーツ側設置だったので、ブリッジダイオードと抵抗はダブルで必要でした。
余談ですがチップ抵抗の細かいハンダ付けなどに、最近これを使っています。ワニ口クリップの”ワニ歯”を削り落としたものです。先端が鋭利になるので手を切らないよう取扱注意ですが、だいぶやり易くなりました。
これで2階構造の1階も明るく照らしてくれるようになりました。
何となく2階と1階で色調が違うので天井板に色入れなどしてみましたが、完全には解決しません。右の床下にはリード線等々見えていますが、これは止むをえないでしょう。
TOMIXの純正室内灯を入れたら、ここには上下方向に集電バネが見える訳で...
入線時はオーバーサイズだった車番表記もやり直しました。
これ、”世田谷総合車両車両センター”のインレタを使いました。211系が在籍する訳ではないのでサロ124のみの使用ではちょっと勿体ない気もしましたが、私の所は黒文字の車番インレタって極端に少ないので、他にも役に立つだろう と導入しました。
サロ124入線当時の記事とほぼ同じ画角で..1階に別途LEDを入れただけの効果はアリかな。
サロ124を連結した113系15連の走行Short動画です。順調に走っています。(列車がトンネルから出て来るまで、ちょっと間があります..😅)
追記;本記事のサロ124は2023年に廃車、KATOへ交代になっています。
最後までご覧いただきありがとうございました。