こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型、コンテナ貨車コキ107の話です。前回のYouTube動画でチラつきまくりだったテールライトの調整など行いました。
この車両です。KATO 10-1432 コキ106+107の10両セットに入っていた1両です。セットの車両を中心にコキ104も加えて16両編成を組み、最後尾に連結しています。セット中唯一カンテラ式テールライトが点灯します。
先日UpしたDCC動画Vol.60 ED79→DD51重連北斗星 で北斗星通過後すれ違いのような形でDD51牽引コンテナ貨物の後追いシーンがありますが、キャプチャー画像のように連結器の上から赤い光が漏れてるし、尾灯はチラつきまくり、、これは何とかせねば でした。
↓そのYouTube動画です。 テールがチラつくDD51貨物列車は7:20位から出て来ます
↑ 画像をクリックいただくと再生されます。
先ず整備前の状態確認、こんなことになっていました。元々アーノルドカプラーだったのをKATOナックルに換装しています。エアホースなどが付いたカプラーパーツはカニ24あたりのものかな?しっかり接着されておらず、隙間が空いて赤い光漏れが発生していました。何でこんなことになってるんだろう???
経緯を調べて思い出しました。2017/11の購入後すぐにDCC線路上で台車溶解事件を起こしています。ショート検知装置PM-42が上手く働かなかったようです。
買ったばかりなのに何てこったい!と台車をAssyで入手して交換し、あまり手をかけずアクセサリーみたいな形でカプラーを貼付け、そのままになっていたのでしょう。この2枚は当時旧Y!BlogにUpした写真を探し出して来ました。
早速バラシて修繕します。写真一番上、内台枠パーツに重みがあり、ウェイトの役割をしているようです。集電は両台車、左右に集電銅板が配され、相互に銅線で接続されています。この辺はKATO品質 よく出来ていると思います。
左側が台車溶解の煽りで集電銅板が上方に曲がっていたのでこれを修正し、
KATOナックルからMicroTrainsのNo.2004へ交換して、台枠との隙間が出来ないようにエアホースパーツと共にしっかりと貼り付けます。瞬間接着剤使用です。
写真では導光板の押さえパーツを外しています。この薄い空間に赤い導光板が収まり、よく考えられた構造と思います。
当初はエアホースの付いたパーツ迄本体はグレー塗りを入れましたが、何か妙な感じになったので黒に戻しています。下方向への厚みも可能な限り薄くしました。これら施工後が1枚目の写真になります。カプラーのグレー塗装が剥げやすいのは現状仕方ないかなー。
さらに車両の重量を測ってみます。
軽いなー。
客車では軽いKATOオハフ50でも26g、それでも集電が厳しいのでウェイトを入れて重量増を図ったりしています。この重さだと経験上安定集電は厳しく、チラつきの原因になると考えました。
そこでコンテナ2つの内側にウェイトを貼って、25gまで増量しました。編成中しんがりの1両のみあまり重いのも連結器が外れやすくなるとか悪さするかなー と控えめにしています。まだチラつくようならもう少しウエイト載せてみようかな と。ウェイトは廃車車両の何かに入っていたものを金鋸で切って使っています。
コンテナはKATO,TOMIXその他色々使っています。私の知る限りは各社互換性があるようなので。
この状態で試運転開始です。牽引機はYouTube動画のDD51ではなく、通常先頭に立っているEH500-27(KATO 3037-1)にしています。
類似の画角で撮影してみました。チラつきもなくなり、連結器上の赤い光漏れも改善されたかと思います。上方のYouTube動画と比較いただくとお分かりいただけるかと思います。
今回右のコキ107のみ整備しましたが、コンテナ貨物は16両編成3本が在籍し、しんがりの顔はそれぞれ違います。左は国鉄時代のコキフ50000、真ん中は赤ほっぺのコキ106です。これらも整備したいところです。コキ106も連結器がお辞儀しているように見えますねー。
コキフ50000は片台車集電で、集電安定の工夫が必要かな。
最後までご覧いただきありがとうございました。