こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、KATOの24系北斗星デラックス編成(10-831、832)の3回目です。

2回目記事に引き続き自作室内灯化を進めますが、一部やり直したり..色々です。前回1~6号車を書きましたので、7号車からです。

 

■スシ24 500 食堂車 [7号車]

この食堂車は編成内唯一、特急電車の食堂車からの改造です。このスシ24 505は元サシ481-68とのことです。寝台車とは断面形状が異なり、屋根が低くAU13クーラーが載っています。左側の食堂部は暖色系の照明で、模型ではテーブルのランプシェードが光るようになっています。一方右側の厨房部は白色系の照明です。写真は整備後の姿、この照明色を作り分けました。

 

最初は食堂部を電球色、厨房部を白色のテープLEDとし、つなぎ合わせていました。ランプシェードの光もあるので4.7kΩの抵抗を付けて減光していましたが、それでも写真左側のように食堂部は煌々状態、ランプシェードの光が潰れてしまう程の光り方になっちゃいました。また電球色テープLEDは基板が分厚く、低屋根形状のこの車両では収まりが悪くなっていました。

 

そこでこのようにやり直しました。写真の左から10cmは薄手基板の白色テープLED,これに2.5cm高密度タイプ(120LED/m)の白色を継ぎ足して全車長に光が行き渡るようにしました。コンデンサーを付けるスペースが無かったので、厨房内、外から見えない位置に設置しています。丁度テープLEDのつなぎ目の所です。そして天井とするプラ板、食堂部の上だけに色を塗って電球色を表現しました。色はオレンジ色のマジックだけでは何か妙な色になるので、一部ライトブラウンも塗って色合いを調整しています。

また、製品は左端に室内灯ライトユニットが入る構造でしたが、窓から見えちゃうので右側へ変更、ランプシェード制御のDCC基板を挿入する穴から銅板を延ばして給電しています。この作戦は24系(特別な)トワイライトエクスプレス編成のスシ24でもやりました。

 

このまま貼り付ければ天井が怪しい色合いになるので(笑)、裏返して貼り付けます。

 

こうして、落ち着いた感じで光ってくれるようになりました。写真1枚目のように厨房部はオレンジ色を入れていないので通常の白色になります。

 

■ オロネ25 500 A寝台ツインDX [8号車]

この車両は2人用個室A寝台が並ぶ車両です。種車オハネ25の面影を残していますね。

583系上中段のような”覗き窓”があるのが特徴と思います。上段から外が見えるように配慮されたのでしょう。B寝台では窓の左右に2段ベッド 計4寝台だったものを、片側2寝台を撤去し、ソファーやデスクが置かれた構造、残されたベッドもデラックス仕様に交換されたと思います。

 

この車両も仕切られた個室が並ぶ車両だったので、高密度LEDを使用、調べたところ白色蛍光灯ベースに一部電球色照明 といった感じだったようです。そこで天井板にスリット上にオレンジ色を塗って、いくらか暖色系に というやり方をしました。前回のロビースペースより少し暖色系の設定です。色の調整が効くのがこの作戦の良い所かな。7号車からはJR東日本所属車、こちらにはJR北海道所属の2~6号車に付いていたエンブレムがありません。

 

 

■オロハネ25 500 ロイヤル、ソロ [9号車]

■オロハネ24 550 ロイヤル、デュエット[10号車]

編成中最高峰、大窓の個室A寝台ロイヤルと、2階構造の個室B寝台 ソロ又はデュエットの合造車です。ロイヤルは電球色、ソロとデュエットは白色と照明を作り分ける必要があるのは食堂車と一緒です。

 

最初はこれもロイヤルの大窓の所だけ電球色LEDとしていました。写真テープLED(オロハネ24用)に一部色の濃いのが付いていますが、これが電球色LED、白色を取り払って移植しました。この下がロイヤルの窓になります。しかしこの作戦には問題がありまして...

 

廊下側がこのようになるんです。照らす照明色が部分的に違う..漏れる光がロイヤルの部分だけオレンジ色..かなり不気味な雰囲気になっちゃいました(笑)。

これはアカンでしょう...

 

苦労してLED移植とかやりましたが仕方がない、やり直しです。

白色の高密度テープLEDを使い、写真のようにロイヤル部には食堂車と同じようにオレンジとライトブラウンで色入れした天井板を、1段低いボディー側へ貼り付けました。写真はオロハネ24 位置は異なりますがオロハネ25も同じです。実は食堂車よりこちらを先に施工、食堂車のやり直しは電球色の色合いを合わせる意味もありました。

 

こうすることで廊下側の不気味な光り方は解消され、

 

電球色と白色の”色分け”も出来ました。ロイヤルはもっと暖色系のイメージですが、これは木目調の室内表現が入っていないのが大きいと思います。自作室内灯化が全編成完結したら考えたいと思います。

 

この3回目で完結するつもりでしたが、既にだいぶ長くなっているので続きは次回にしたいと思います。編成走行や実車も交えて書きたいと思います。

 

既に全車整備は終えていて、走行しています。写真はKATOのEF81 94 品番3066の動力ユニットに3021 北斗星色のボディーを載せての走行です。1回目の記事で書きましたが、ボディーは12月に3066-8が発売されたら新調しようと思っています。3021の動力ユニットもある筈ですが、これで24系12連を牽引しMyレイアウトの坂を上がるのはちょっと厳しいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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