こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、酒田-秋田間をED75が牽引した臨貨8880/8881レ編成の話です。

化学薬品などのタンク車を連結した列車です。

 

こんな編成です。ED75 770[秋]牽引、黒と黄色のタンク車が連なる渋い編成です。

先日実車写真をUpした8880/8881レを模型で再現した形です。日替わりで色々な貨車が繋がり、両数も様々だったので、イメージ ということになります。

 

牽引機はKATOの3075-3 ED75 700 です。製品は前期型がプロトタイプですが、レボリューションファクトリーのインレタで770号のプレートを作って後期型としています。厳密には電暖表示灯の形状が異なりますが、他はほぼ実車通りではないかと思います。

エアホース表現など実施済みでしたが、今回新たにステップへ白色塗装入れ、区名札自作シール貼りを行いました。

 

上の写真とは反対の1エンド側、スカート右端、実車には無かった謎の?小さいジャンパ栓が付いたままだったので、撮影後これの削り落としもやりました。KE77開放栓ケーブルが両Endに付いているのがED75秋田車の特徴です。

 

DCC基板はDN163K4a、実は約2年前の入線時これが品薄だったので”K4b”を買ってK4a仕様にしたものです。何が違うかというと、K4bは右側のライトLEDが無く、左側はヘッドライト裏側に赤いテールライトLEDが付いています。赤LEDを撤去し、右側に自前でチップ式のヘッドライトLEDをハンダ付けしてK4a化しています。(本件旧Y!Blogに書いていました。)

上記のようにすればいいと情報があったわけでは無く、多分こうでしょ?で実行..我ながらテキトーな性格です。この時は手間をかけてでも早くDCC化したかったんです(笑)。

 

パンタグラフはサイズ感が良いTOMIXのPS103に換装、KATO製品のパンタはオーバーサイスです。実車に合わせて運転席側窓のユニットサッシ化も行っています。(ちょっと窓周りに隙間が出来るのは現状致し方ないところ..)

さて、KATOの機関車はリアルを追求しているのか、スノープロウの高さが結構線路ギリギリ、ちょっと線路のつなぎ目に段差があると引っ掛けてガクンと止まってしまうことがあります。

 

これは台車の集電銅板を矢印の方向へ少し立ててやることでサスペンションの効きを強くし、ボディーをわずかに持ち上げることで多少の調整が可能です。(銅板の曲げはやり過ぎは禁物です。)1枚上は調整後の姿です。スノープロウがもうちょこっと上を向いていると良いと思うんだけどなー。整形を試みますが固い樹脂(POM)なのでなかなか上手く行きません。

 

私は機関車のカプラーにMicroTrains No.2004を標準使用、これを固定するためスノープロウパーツに写真のように切込みを入れるので、これが原因で微妙に高さが変わっている可能性もあります。今回は集電銅板の微調整で問題なく走っていますが、時折調整は必要なわけで、何とか根本解決したいなー..

 

機関車の話が何だかんだ長くなりましたが...

貨車の話です。日替わり編成だったのでどれが正解というのはありませんが、見覚えのあるタンク車を繋いでいます。まずガソリン車タキ35000(KATO 8050-1) 右側は車番ダブり解消のため改番しています。

 

液化塩素車タキ5450 黄色いタキです。写真左は河合商会(現ポポンテッダ)、右がTOMIX 2775です。中央の黒色はタキ7750 苛性ソーダ車(河合商会)です。私有貨車の社紋までは実際繋がっていたかの確認は取れていません。また左の黄タキは車番表記の数字間が広く間延びしてしまっているのがイマイチですが、今は手を付けられていません。

 

この編成の車輪は全てKATOの黒色車輪化しています。フランジが厚すぎて脱線が多かったりしたので。左のタキ5450のように台車ごとKATOに変えてしまったケースもあります。

 

右2両はラテックス車 タキ23800(マイクロエース A3101)です。レアな貨車ですが、当時秋田の製紙会社向けの荷があった筈です。私事、実は以前この積荷の仕事に関係していました。なので模型でもこの貨車を導入しました。

 

これもガソリン車 タキ3000(KATO 8008-7)とタキ9900(KATO 8058-1)です。

これらにもKATO黒車輪ですが、古い形式ということでスポーク車輪を付けています。

 

タキ3000にはレールクリーニングパッドを付けています。これを付けるために軸の細いスポークタイプにする必要があったんです。以前は細軸車輪(スポークではない)って結構ありましたけど、KATOの最近の製品では貨車も含めて殆ど使われていませんよね。

 

編成後方にはタキ7750 東ソー車が5両連なります。この赤い社紋の黒タキがよく繋がっていた覚えがあるので。河合商会のKP-268他です。

繋いでいる貨車についてかいつまんで書きましたが、KATO,TOMIX,MicroAce、河合 4社製品のごちゃ混ぜ編成です。

 

こうして黒タキに黄タキをちりばめた17両編成をED75 770が牽引します。当時の雰囲気は出てるかな?17両というと長く感じますが、車長の短いタンクが多いので20m級車両9両位の長さかと思います。空コキ車なども繋ぎたいのですが、これ以上は留置線有効長が足りません。

 

8881レは川崎貨物から酒田までの3881列車を継承し、秋田へ延長運転という形だったようです。逆行程が8880レです。2007年3月の廃止まで随分撮影に通いました。

また実車ネタをUpしようと思いますが、ナナゴー牽引の色々なタンク車が連なる渋い編成、模型でその姿を留めて行きたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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